大友克洋監督、長編企画ある!「もうちょっとしたら言える」
2013年7月20日 15:10

[映画.com ニュース] 大友克洋監督が7月20日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー3で行われた「SHORT PEACE」の初日舞台挨拶に登壇した。大友監督にとって、約9年ぶりとなる劇場用新作「火要鎮(ひのようじん)」をはじめ、短編アニメ4本で構成されるオムニバスで「短編の魅力は、自分のインスピレーションだけで作り上げることができる点」。ファン待望の長編に関しても「もうちょっとしたら言える」と企画の存在を明言した。実現すればアニメでは「スチーム・ボーイ」(2004)、実写では「蟲師」(07)以来の長編となる。
大友監督が手がけた「火要鎮」は江戸時代の大火を背景に、商家の娘と火消しの男の悲恋を絵巻風に描いた短編で「以前から作りたいと思っていた“江戸もの”ができてうれしい」と満足げ。舞台挨拶には、本作に作品を提供した森田修平氏(「九十九」)、安藤裕章氏(「GAMBO」)、カトキハジメ氏(「武器よさらば」)が勢ぞろい。全国28スクリーンで封切られた本作の船出に、感無量の面持ちだった。
また、プロデュースを務める浅沼誠氏は「日本を代表するクリエーターの皆さんに集まっていただき、変わったものが出来たんじゃないかと思う。『不思議だけど、面白いな』って満足してもらえる作品。ヒットすればシリーズ化もしたい」と期待を寄せた。同日、スタジオジブリの最新作「風立ちぬ」(宮崎駿監督)も初日を迎えるなか、「アニメにはいろんな形があっていいと思う。オープニングを含めて5つの個性が集まった」と短編オムニバスとしての魅力をアピールしていた。
丸の内ピカデリー3では同日から1週間限定で、「武器よさらば」に登場し、カトキ氏がモデル作製した無人兵器“ゴンク”が展示中。「まだ試作品で壊れやすいので、1週間限定で飾っていただいた」(カトキ氏)、「あっ、そうなの? 展示が終わったらもらおうと思っていたんだけど」(大友監督)と会話を弾ませた。
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