ジョニー・デップ、仕事の流儀は「楽しむこと」 新作「ローン・レンジャー」会見
2013年7月17日 13:48

[映画.com ニュース]米俳優ジョニー・デップが7月17日、都内で主演最新作「ローン・レンジャー」で共演するアーミー・ハマー、メガホンをとるゴア・バービンスキー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとともに会見した。白塗りの悪霊ハンターというユニークな役どころに挑戦し、「落馬したり大変な思いもしたけれど、どんな役を演じる上でも楽しむことを大切にしているんだ」と仕事の流儀を語っていた。
映画は死の淵からよみがえったヒーローのローン・レンジャー(ハマー)が、過去の復しゅうに燃える戦士トント(デップ)と力を合わせ、悪に立ち向かうアクションアドベンチャー。往年の西部劇ドラマが下敷きになっており、デップは「幼い頃から主人公のローン・レンジャーよりも、トントの方が好きだったんだ。僕はアウトサイダーに魅せられるタイプだし、今回はトントに光をあてる絶好の機会だと思ったんだ」と振り返った。
ハマー演じるローン・レンジャーとの絆と共闘が大きな見せ場であり、「主人公との関係性を大切にしたという点では、今まで演じた奇抜なキャラクターたちとは大きく違う」(デップ)。バービンスキー監督も「ジョニーとアーミーの“化学反応”に期待したし、役柄としても俳優としても、彼らの絆が深まる過程をそばで見るのは喜びだった」と話していた。
「ソーシャル・ネットワーク」で双子を演じ注目を浴びたハマーは、「最高に楽しい体験だった。目いっぱい楽しんだし、これでギャランティーがもらえるなんて、信じられないよ」とデップをはじめとするヒットメーカーたちとの現場に、今も興奮が覚めない様子。初共演のデップからは「現場での細かな目配せ」を学んだといい、「例えば、カメラのレンズが変わると、自分の立ち位置も変わる。そんなディテールを常に把握し、演技していた」と先輩スターに敬意を示した。
デップがプロモーション来日するのは、「ダーク・シャドウ」のジャパンプレミア以来、約1年2カ月ぶり10回目。デップ、バービンスキー監督、ブラッカイマーがそろうのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」以来、約6年2カ月ぶりとなる。ブラッカイマーは先月、ハリウッドの殿堂入りとされる“ウォーク・オブ・フェイム”で2501個目の星を獲得したばかり。式典にはデップをはじめ、「トップガン」でタッグを組んだトム・クルーズも駆けつけた。「ジョニーをはじめ多くの才能あふれる人々と仕事することは、とても光栄なこと。特にジョニーは、映画製作というパーティーに常に新鮮なアイデアを持ち込んでくれる。すばらしい俳優であり人間。そして大切な友人だ」と語った。
「ローン・レンジャー」は8月2日から全国で公開。
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