光宗薫「劇場版ATARU」で女優活動再開!再び美人鑑識に
2013年7月10日 14:00
[映画.com ニュース] アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで女優の光宗薫が、中居正広主演の人気ドラマを映画化した「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL」で、女優業を再開したことがわかった。光宗は、昨年公開された「女子カメラ」で映画初主演を務めるなど活動の幅を広げていたが、体調不良を訴え舞台挨拶などを欠席していた。
2012年4~6月に放送されたテレビドラマ版は、サバン症候群に起因する特殊能力者のアタルが、迷宮入り目前の難事件を解決していく姿を描いた。劇場版は、中居をはじめ北村一輝、栗山千明らおなじみのキャストに加え、堀北真希が新たに参加している。
光宗は、ドラマ版に警視庁鑑識課・機動鑑識係の石川唯役でレギュラー出演。しかし、今年1月6日に放送されたスペシャルドラマ「ATARUスペシャル ニューヨークからの挑戦状!!」には、「美人鑑識・石川唯」と記されたポスターのみでの出演となっていたため、今回満を持しての復帰となった。「仕事の大きさとかでなく、とにかくたくさん勉強させていただきましたし、自分にとって特別な思いがあります」と同シリーズへの思い入れも強いようだ。
約1年ぶりの現場となっただけに、撮影初日は「以前、『ATARU』のテレビドラマ撮影時に、緊張しすぎてしまってセリフが全部飛んでしまったことがあったのですが、その時の感覚をまた思い出したくらい緊張しました」と戸惑いもあった様子。それでも、「撮影現場もキャストやスタッフの方が本当にあたたかく、すごく私のことを大事にしてくださっていると感じました。そんな良い雰囲気の現場だったから、以前と変わらずに演じることができたと思います」とブランクを感じさせない演技を見せた。
本作では、同じ鑑識課所属の水野流美に扮した「AKB48」の島崎遥香との初共演シーンもあり、「ふたりがどういう掛け合いをするのかというのも、演じるにあたっていろいろ考えていた部分のひとつでした。今回の見どころのひとつなのではないかと思います」とアピール。そして、「『ATARU』の現場もそうなんですけど、お仕事を通して今まで私の知らなかった世界をたくさん見ることができたので、これからもすごくやってみたいなとか興味を持っている世界をのぞきながら、いろんな発見ができたら」と今後の飛躍を誓った。
「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL」は、9月14日から全国で公開。