全国のイオンシネマにジブリ巨大壁画が登場! 除幕式出席の鈴木P「うれしいです」
2013年7月1日 14:30

[映画.com ニュース] ワーナー・マイカルとイオンシネマズが統合した新会社イオンエンターテイメントは、7月20日公開の「風立ちぬ」(宮崎駿監督)、今秋公開の「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)の公開を記念し、スタジオジブリ全21作品をコラージュした巨大シーニック(壁画)を、全国のイオンシネマ26劇場に順次掲示することを発表。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが7月1日、埼玉・イオンシネマ浦和美園で行われた除幕式に出席した。
ジブリの人気キャラクターで彩られた縦横22.6×4.2メートルの壁画がお披露目されると、集まった観客から大きな歓声が上がった。この日初めて実物のシーニックを見たという鈴木プロデューサーは、「うれしいです」と満面の笑顔。イオンエンターテイメントの大島学社長は「日本人の心の歴史が詰まっているよう」と感想を述べた。
鈴木プロデューサーは「子どもの頃、映画館にはスターの写真が貼ってあって、父親に連れられて映画館に行くのがわくわくした」と語り、今回の企画は、以前に各地のワーナー・マイカルの映画館を訪れた際に、映画館の一角にジブリの絵を並べたらどうかと提案したことがきっかけで、実現したと明かした。
除幕式には宮崎監督のそっくりさんも登場して、会場を沸かせた。鈴木プロデューサーは新作「風立ちぬ」について「宮崎駿という人は、戦闘機が大好きで戦争が大嫌い。そういう大きな矛盾を抱えて戦後生きてきた。どうしてそういう自分ができたのか、悪戦苦闘しながらつくった映画」と観客にアピールした。
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