中井貴一「怪盗グルー」新作で日本語吹き替え声優に初挑戦!
2013年6月25日 08:00
[映画.com ニュース] 俳優の中井貴一が、人気アニメ「怪盗グルーの月泥棒 3D」(2010)のシリーズ第2作「怪盗グルーのミニオン危機一発」で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦することがわかった。6月22日(現地時間)に、米ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ・ハリウッドで行われた同作のLAプレミアで発表された。
悪党稼業から足を洗い孤児3姉妹の父親となったグルーは、誘拐された仲間の黄色い生物ミニオンを救うため、3姉妹と相棒ルーシーとともに冒険に出る。前作に続き、笑福亭鶴瓶が怪盗グルーを演じるほか、中島美嘉がルーシー役でアニメ声優に初挑戦する。すでに封切られたオーストラリアでは、オープニング興行収入430万ドルを記録するヒットとなっている。
この日のプレミアは中井をはじめ鶴瓶、中島が出席。グルーの敵エル・マッチョを担当する中井は「まったく初めてなんですが、僕らの仕事の延長のようなものですし、鶴瓶さんがおやりになっているっていうので、今回お引き受けしました」。劇中でライバルとなる鶴瓶について「同じ落語家として(笑)、映画やドラマでご一緒したりとしているので、ライバルとは恐れ多い。もっとも敬愛している友人の一人で、ライバルとは思っていない」と話すと、鶴瓶も「あたりまえや。(中井は)すごい俳優ですから」と称えた。
また、鶴瓶は約3年ぶりとなったイエローカーペットで、オリジナル版でグルー役のスティーブ・カレルと再会。「3年前に会っているんですよ」(鶴瓶)、「前回(のプレミア)だよね。また会えてうれしいよ」(カレル)と声を掛け合った。カレルは、第3弾製作の可能性を問われると「わからないな。本作がどう受け入れられるか次第だね。でもあることを祈っているよ!」と期待を寄せた。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」は、9月21日から全国で公開。