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指原莉乃、出演作を見てない? 舞台挨拶に登場もトークはフワフワ

2013年6月17日 20:15

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出版社の編集者役を演じた指原莉乃
出版社の編集者役を演じた指原莉乃

[映画.com ニュース]アイドルグループ「HKT48」の“さしこ”こと指原莉乃が6月17日、東京・新宿ピカデリーで行われた出演作「俺はまだ本気出してないだけ」のヒット御礼舞台挨拶に、メガホンをとる福田雄一監督とともに登壇した。「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」(6月8日開票)で見事センターを奪取し、今回満を持して、本作のプロモーションに初参加。しかし、映画の感想を求められると、「喜びの中に悲しみがある話」「最後はホロリとする」などフワフワトーク。福田監督から追及され、実際には本編を見ていないことが判明した。

指原と福田監督は深夜ドラマ「ミューズの鏡」、映画「劇場版ミューズの鏡 マイプリティドール」でタッグを組んでおり、「さっしーは自分が出演する前後1ページしか台本を読んでこない」(福田監督)。観念した指原は「私、活字読めないんです。読んでも理解できない」と逆ギレし、さらに「私、映画も見ないんですよ。だから堤さんのことも存じ上げず、お会いしたとき初めて『あっ、SPの人』だとわかったんです」と完全に開き直っていた。

それでも福田監督は「そんな指原が大好き」と援護。先日の総選挙当日も「コドモ警察」に主演する人気子役の鈴木福くんファミリーと一緒に、会場となった日産スタジアムに足を運んだといい、「もともと福くんは大島優子のファン。それが共演したせいで、指原に洗脳され、すっかりさっしーのファンになってしまった」と明かし、「僕自身も1位になってくれて、本当にうれしい」と感無量の面持ちだった。舞台挨拶には、本作に出演するムロツヨシも駆けつけた。

映画は20社以上からオファーが殺到した人気漫画を原作に、42歳のバツイチ・子持ち、「本当の自分を探す」ため勢いで会社を辞めたダメ男・大黒シズオ(堤真一)が、思いつきで漫画家を目指す姿を描いた。6月15日に全国147スクリーンで封切り。指原は、シズオが持ち込む漫画を「ボツです」とクールに一蹴する出版社の編集者・宇波綾を演じている。

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