【全米映画ランキング】「アイアンマン3」V2。レオ主演「華麗なるギャツビー」は2位デビュー
2013年5月14日 19:00

[映画.com ニュース]全米ボックスオフィス、サマーシーズン第2週は、2本の新作が拡大公開されるも、前週大ヒットスタートを切った「アイアンマン3」が好調を維持し、約7200万ドルの興収で首位を守った。
同作の10日間での累計興収は約2億8400万ドル。今週中にも3億ドルを突破し、4億ドルも十分に狙える位置につけている。国外でも約6億6400万ドルを稼ぎ出しており、全世界興収は約9億4900万ドルと10億ドル目前。今週以降、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」「ワイルド・スピード EURO MISSION」「ハングオーバー!!! 最後の反省会」と話題の大作が続々と公開されるが、どこまで好調を維持できるかに注目だ。
約5000万ドルのオープニング興収をあげながら、惜しくも2位デビューとなってしまったのは、「ロミオ&ジュリエット」(1996)の主演レオナルド・ディカプリオとバズ・ラーマン監督が再タッグを組んだ「華麗なるギャツビー」。アメリカ文学を代表する名作と評されるF・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を約40年ぶりに映画化した同作は、原作同様1922年のニューヨークを舞台にした人間ドラマ。ロングアイランドの豪邸に住む富豪ジェイ・ギャツビー(ディカプリオ)の謎めいた人生が、マンハッタンの証券会社に勤めるニック・キャラウェイの視点から描かれる。74年公開の前作はフランシス・F・コッポラが脚本を執筆し、ロバート・レッドフォードが主人公ギャツビーに扮した。
派手好きなバズ・ラーマン監督作とあって映像と音楽は煌びやかだが、レビューは賛否が半々。それでも多くの女性客を集客し(観客の60%は女性)、業界の予想を上回る興収をあげる好スタートとなった。共演は、語り手のニックにトビー・マグワイアのほか、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、アイラ・フィッシャー、ジェイソン・クラーク。今週末から開催される第66回カンヌ国際映画祭ではオープニング作品として上映される。
その他、4位にはタイラー・ペリー製作の新作コメディ「Peeples」がランクインするも、「アイアンマン3」「ギャツビー」に客を取られたか、オープニング興収約460万ドルとまったく振るわなかった。
今週末は、イギリス、オーストラリアなどで公開され大ヒットを記録している、J・J・エイブラムス監督による新生「スター・トレック」シリーズの第2弾「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(クリス・パイン、ベネディクト・カンバーバッチ出演)が公開となる。

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