三池崇史監督、松嶋菜々子の女優魂を絶賛
2013年3月13日 13:25

[映画.com ニュース] 大沢たかおと松嶋菜々子が約6年ぶりに共演した映画「藁の楯 わらのたて」の完成報告会見が3月13日、都内のホテルで行われた。大沢、松嶋と共演の藤原竜也、三池崇史監督が出席したが、男性3人は紅一点の松嶋の撮影現場での振舞いを絶賛。照れ笑いを浮かべる松嶋を赤面させていた。
木内一裕氏の同名小説を映画化するサスペンスアクション。孫娘を殺害された政財界の大物・蜷川(山崎努)が、行方不明の犯人殺害を依頼する全面広告を大手新聞3紙に掲載。「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします」。日本中がにわかに殺気立つなか、身の危険を感じて福岡県警に自首した清丸を、警察組織は威信をかけ精鋭5人を選別し、警視庁までの護送担当として派遣。全国民1億2000万人の殺意が向けられるなか、5人の警察官の孤独な戦いが始まる。
松嶋は、撮影に際して髪をばっさりカットして臨んだが「屈強な男性に見えるように気をつけました」とニッコリ。劇中で松嶋に悪態をつき続けた藤原は、「謝りましたよ。謝りながらの撮影でした」と振り返ったが、松嶋は「藤原さんに対してはまったく気分を害するというようなことはありませんでした。監督が現場でセリフを変えていたのですから」と矛先を三池監督に向け、場内の笑いを誘った。
台湾で新幹線の撮影を行うなど、スケールの大きな撮影を終えた三池監督も、松嶋の女優魂を絶賛。「暑い日に炎天下のアスファルトの上に寝転がっているシーンがある。すごく熱いから『本番のときだけ』と言ったら、『大丈夫です。仕事しながら岩盤浴をしているみたい。得した気分です』と。すごいなと思いましたね」。一方の松嶋は、「暑いと言っても涼しくはなりませんから。いつも受け入れています」とほほ笑んだ。
三池監督と念願のタッグがかなった大沢は、「手足をしばられたような感覚で仕事をするのは初めてでした。役者冥利に尽きますね」と手ごたえを感じている様子。さらに、「監督には全幅の信頼を寄せています。自分で演技をなさって演出をされるのですが、それが上手なので微妙にプレッシャーになってくるんですよ」と語っていた。
「藁の楯 わらのたて」は、4月26日から全国で公開。
(C)木内一裕/講談社 (C)2013映画「藁の楯」製作委員会
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