錦戸亮＆堀北真希、高知・日曜市でもみくちゃ大歓迎

錦戸にとって約3年ぶりに単独で映画主演を務める今作は、有川浩氏の人気小説が原作。高知県庁に実在する、観光促進を目的とした「おもてなし課」に所属する若手職員・掛水史貴（錦戸）が、柔軟な発想力をもつアルバイトの明神多紀（堀北）、伝説の元県庁職員・清遠和政（船越）らの協力を仰ぎながら、高知の観光売り出しに奔走する姿を描く。

全国キャンペーン出発式が行われた日曜市は、毎週日曜日に道路の片側2車線を占拠して開催される街路市で、出店数は約420軒、全長約1.3キロに及ぶほどだ。元禄3（1690）年から続く、300年以上の歴史を誇るもので、この日も大賑わい。3人は劇中でも同所でロケを行っており、多くの出店者と笑顔で交流した。名物「いも天」をほお張りながら約50メートルを練り歩いた錦戸は、「色々なものを売っているし、色々な匂いが立ち込めていて新鮮でした」とニッコリ。さらに、「腕をグッとつかまれました。（新作『抱きしめたい』のロケ地）網走でもつかまれたんですよ。日本中、みんな、いい感じですね！」と盛り上げた。

3人はその後、高知県庁へ移動し、メガホンをとった三宅喜重監督とともに会見に出席した。高知弁について話題が及ぶと、錦戸は「男らしい感じかと思っていたら、語尾に『にゃあ』がつくこともあり、優しい言葉なんやなと思いました」と述懐。一方の堀北は、「私も船越さんが演じられた清遠みたいな強いイメージを抱いていました。だけど若い方はそんなこともなくて、残念。強い方が男らしくて好きになっちゃいそうです」と語った。

またこの日、同作の主題歌が「関ジャニ∞」の新曲「ここにしかない景色」（4月24日発売）に決まったことも明かされた。錦戸は、「『ここにしかない景色』は『みんなの町にもある』ということが作品のテーマでもあるので、今回の『ここにしかない景色』に出合えるように、みんなでキャンペーンに回っていこうと思います」と説明。3人は今後、札幌、長崎を含む約20カ所におよぶ全国キャンペーンを、分担しながら敢行する。「県庁おもてなし課」は、5月11日に全国で公開。