タランティーノがイベントにサプライズ参戦!「ジャンゴにやられちゃって!」
2013年2月12日 23:51

[映画.com ニュース] 「ジャンゴ 繋がれざる者」を引っさげ来日したクエンティン・タランティーノ監督が2月12日、東京・新宿のロフトプラスワンで行われた公開記念イベント“情無用の血斗ナイト”にサプライズ登場。映画評論家の町山智浩氏、柳下毅一郎氏、デザイナーの高橋ヨシキ氏らとともに、映画の裏話トークで会場に集まった約150人のファンを沸かせた。
南北戦争直前のアメリカ南部ミズーリ州を舞台に、奴隷から凄腕の賞金稼ぎとなったジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、相棒で元歯科医のドイツ人・シュルツ(クリストフ・ワルツ)とともに、生き別れた妻を極悪非道な奴隷商人カルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)から取り戻そうと奮戦する姿を描く。第85回米アカデミー作品賞ほか5部門でノミネートし、タランティーノ作品史上最大の全米ヒットを記録した。
ほろ酔い気味の町山氏は、「マカロニ・ウエスタンの映画では、『ヒーハー!』って叫びながら天井に銃をぶっ放すんだよ!」と来場者と熱く乾杯。ほどなくしてサプライズゲストが紹介され、まさかのタランティーノ監督登場に会場のボルテージは最高潮に。タランティーノ監督は、脚本賞と助演男優賞(ワルツ)を受賞した英国アカデミー賞の授賞式から日本に直行し、「日本は僕にとってとても特別な場所。いつも熱いサポートをありがとう。みんな『ジャンゴ』にやられちゃって!」と終始ハイテンションだった。
タランティーノ監督は、ファンから寄せられた質問にも快く回答。次回作について聞かれると、「まだ分からない。『イングロリアス・バスターズ』と『ジャンゴ』で、歴史というものを改めて自分の視点で見直したけど、もう1つあってもいいんじゃないかな。トリロジーというわけじゃないけど、コンセプトとして3本目があってもいいんじゃないかな?」とファンの期待をふくらませた。さらに、数々の過激な爆破シーンについても「僕はカメラの前で物理的にできないことは何もやっていない。『これはヤバいよな』ってシーンでも、何もデジタルではやってない!」と自負し、喝さいを浴びていた。
本作のオリジナルポスター「鎖無用のジャンゴ」を手がけ話題を集めた高橋氏は、「今回はタランティーノの大好きな女性の足のアップがない。きっと自分の好みと売れる映画は違うって分かったんだよ。変態要素がないから当たったんじゃない?」と全米大ヒットの要因を分析していた。
「ジャンゴ 繋がれざる者」は3月1日より公開。
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