【全米映画ランキング】J・ベイトマン&M・マッカーシー主演コメディがV。ソダーバーグ監督引退作は3位
2013年2月12日 20:00

[映画.com ニュース]2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、アメリカ東海岸北東部を襲った猛吹雪の影響で、金曜日にニューヨークとボストンのほとんどの映画館が閉鎖されたにもかかわらず、ジェイソン・ベイトマン&メリッサ・マッカーシー主演の「Identity Thief」が、約3660万ドルという今年最高のオープニング興収で、見事首位デビューを飾った。
同作は「モンスター上司」のベイトマン、「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のマッカーシーがコンビを組んだドタバタコメディ。IDを盗まれ、クレジットカードを不正利用された財務局の役人サンディ(ベイトマン)が、デンバーからフロリダまで追跡し、犯人の詐欺師ダイアナ(マッカーシー)と対決するというストーリーで、レビューは厳しめだったが、今年最高のオープニング興収を記録する大ヒットスタートとなった。共演に「アイアンマン」の監督として知られるジョン・ファブロー、アマンダ・ピート、ジョン・チョウ、ロバート・パトリック。監督は「モンスター上司」「フォー・クリスマス」のセス・ゴードン。
2位は前週首位の「ウォーム・ボディーズ(原題)」で、累計興収は約3600万ドル。最終興収は6000万ドル付近か。
そして、2年前に引退を発表していたスティーブン・ソダーバーグの最後の監督作「サイド・エフェクツ(原題)」が約930万ドルのオープニング興収で3位デビュー。インサイダー取引で逮捕・収監されたマーティンの出所を機に、再び情緒不安定になった妻エミリーが、新しい精神科医に勧められた新薬を飲むが、その薬の副作用により事態はさらに悪い方向へと進んでいく……というストーリー。出演は主人公エミリーにルーニー・マーラ、その夫マーティンにチャニング・テイタム、精神科医のジュード・ロウ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。批評家受けはまずまずだが、題材が地味過ぎたか、人気キャストが集まった割に大人しめのオープニングとなってしまった。脚本は「インフォーマント!」「コンテイジョン」でもソダーバーグと組んだスコット・Z・バーンズ。
また、トム・クルーズの出世作「トップガン 3D」が北米300サイトのIMAX上映劇場で公開され、約196万ドルの興収を記録し、11位につけた。同作は2月8日からの13日までの6日間限定公開となっている。
来週18日月曜日のプレジデンツ・デイ(大統領の日)の連休を控える今週末は、ブルース・ウィリス主演の大ヒットアクションシリーズ第5弾「ダイ・ハード ラスト・デイ」を筆頭に、ジョシュ・デュアメル主演の「Safe Haven」(ラッセ・ハルストレム監督)、ワインスタイン・カンパニー製作のアニメ「Escape from Planet Earth」、そして、カミ・ガルシア&マーガレット・ストール原作の若者向け人気小説をジェーン・カンピオン監督の愛娘アリス・イングラート、オールデン・エアエンライク主演、ジェレミー・アイアンズ、ビオラ・デイビス、エミー・ロッサム、エマ・トンプソン共演の豪華キャストで映画化した「Beautiful Creatures」など4本の新作が公開となる。
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