リブ・ウルマン監督、ジェシカ・チャステイン主演で「令嬢ジュリー」映画化
2013年2月4日 11:45
[映画.com ニュース] 「ゼロ・ダーク・サーティ」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているジェシカ・チャステインが、大女優リブ・ウルマンがメガホンをとる「令嬢ジュリー」映画版に主演すると米ハリウッド・レポーターが報じた。コリン・ファレルとサマンサ・モートンの出演も予定されている。
「令嬢ジュリー」は、19世紀スウェーデンの著名な作家ヨハン・アウグスト・ストリンドベリの代表作である1幕戯曲。伯爵令嬢ジュリーと召使いジャンとの関係を描き、階級やジェンダーの問題を浮き彫りにした。舞台はもちろん、何度となく映像化もされている。
チャステインが令嬢ジュリーを演じる。戯曲の登場人物は3人のみで、おそらくファレルがジャン、モートンがジャンの許嫁でメイドのクリスティンを演じるものと思われる。
イングマール・ベルイマン監督作品の名女優として知られるウルマンは、82年から監督業にも進出。本作は、2000年の「不実の愛、かくも燃え」以来13年ぶりの監督作となる。