俊英・内田伸輝監督、商業映画デビュー作初日を“豆まき”でお祝い
2013年2月3日 10:00

[映画.com ニュース] 国内外で注目を浴びる俊英・内田伸輝監督の最新作「さまよう獣」が2月2日、東京・渋谷のユーロスペースで封切られ、内田監督をはじめ、主演の山崎真実、共演する波岡一喜、渋川清彦、山岸門人が舞台挨拶に立った。脚本も兼ねた内田監督の商業映画デビュー作。翌日に控えた節分にちなみ、一足早い“豆まき”で公開初日を祝った。
映画はあてもなく田舎町にやってきたキヨミ(山崎)と、彼女の存在に色めきたつ町の男たちが繰り広げる“愛の争奪戦”を描く。第11回東京フィルメックス最優秀作品賞を獲得した「ふゆの獣」(2010)など、即興演技や手持ちカメラを重視する演出で知られるが「今回は脚本通りで進め、撮影もほとんどが固定カメラ。むしろこちらが主流だと思うが、僕なりに挑戦で刺激的な経験だった」と“新境地”を振り返った。
山崎にとっては約7年ぶりの主演作で、イメージを一新する等身大の女性を好演。「主演は単純にうれしい反面、演じたことのないタイプの役なので、どう感じていただけるか不安」と心境を語り、「ひとりの女の子が、いろんな人と出会い成長する過程が描かれている。何かに悩んでいる方に、この映画から何か感じ取ってもらえれば」とアピールした。
舞台挨拶は山岸による出演舞台の告知を皮切りに、登壇者が思い思いに今後のスケジュールや出演作をPRする展開に。内田監督は現在、東京・渋谷のUPLINKで上映中の監督作「おだやかな日常」(杉野希妃主演)をちゃっかり宣伝していた。
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