「ライフ・オブ・パイ」試写会ユーザーの99%が“生き残るのは無理!”
2013年1月29日 16:04

[映画.com ニュース] 25日に公開され、週末興行ランキング初登場を第3位で飾った「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」。本年度アカデミー賞11部門ノミネートでも注目を集める同作だが、ひと足早く観賞した試写会ユーザーの反応からも、その驚くべき内容が浮き彫りになっている。
サブタイトルにもある「トラと227日間漂流する」というシチュエーションに、99%のユーザーが「無理!」と回答。少年パイと同じような状況になった場合に生き残れるとしても、「24時間未満」との回答が80%を超えた。
劇中では大海原に投げ出されたパイが、一隻のボートという限られた空間の中で、どう猛なベンガルトラと徐々に共存関係を築いていく姿が描かれるが、ユーザーの大半は「食べられる。襲われる。海に飛ばされる」(20代・会社員)、「ムリ。食べられて終わり」(50代・会社員)、「あんなに強く希望を持って生き延びようと思えない」(20代・飲食業)とあきらめムード。しかし「生き残るためにどうするか?」という質問では、「トラを海へ落とす」(30代・会社員)、「死んだふり」(40代・会社員)、「動物と人も理解しあえるところがあるはず」(30代・会社員)と希望を見出す意見も少なからず見られ、なかには「サメとトラを戦わせて自分は遠くから見守る」といった驚きのアイデアもあった。
そして、「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が「3Dの概念を覆した」と絶賛する映像については、「美しい映像は圧巻! パイと一緒に漂流している気持ちになりました」(30代・主婦)、「本当に美しかったです、感動しました!」(20代・飲食業)、「この映画のような見せ方だと素晴らしいと思った」(50代・自営業)と感嘆の声。さらに映画全体の感想では、「シンプルなストーリーだが、パイの孤独にともに涙し、強さに感動した」(20代・学生)、「とても深い映画で、いろいろと考えさせられました」(40代・会社員)、「意外なストーリー展開。まさにアメイジング・ストーリー」(50代・パート)と、展開はもちろん、オスカー監督アン・リーが込めた深遠なテーマ性に満足した声も多かった。
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」は、ブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説「パイの物語」を幻想的な3D映像で描くアドベンチャー大作。現在公開中。
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