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藤原紀香「息づかい感じた」初共演・渡部篤郎との濃厚ラブシーンに満足

2013年1月10日 18:00

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初共演を果たした渡部篤郎と藤原紀香
初共演を果たした渡部篤郎と藤原紀香

[映画.com ニュース] 女優の藤原紀香が1月10日、都内で行われたWOWOW連続ドラマW「女と男の熱帯」の完成披露試写会に、ダブル主演を務める俳優・渡部篤郎とともに出席。劇中には渡部との濃厚なラブシーンがあり「渡部さんの息づかいや温度、ひとみの奥の光を感じながら自然に演じることができた。お相手が渡部さんだからこそ、美しいシーンに仕上がってうれしい」と満足そうに語っていた。

2004年に他界した人気脚本家・野沢尚さんが、生前に温めていた企画を映像化。40代になってから初のドラマ出演となる藤原は、スクープを狙う女性記者・苑子を演じ「企画書には野沢さんの思いがほとばしっていて、手にした私の手もじんわり汗ばんだ。絶対に演じたいと思った役どころ」と述懐。記者役は初めてだが「開発途上国を取材していると、『これは伝えなければいけない』という使命感を覚えることも。自然と気持ちは没頭できた」と語った。

ドラマはある事件を機に、記者としての熱意を失った苑子が、「アメリカで妻子を殺された進藤という日本人が帰国し、復しゅう殺人を計画している」という情報に胸騒ぎを覚える。部下とともに進藤を取材する姿を通して、都会という“熱帯”を生きる男女を描くラブサスペンス。進藤を演じる渡部は「誠実につくった作品。ぜひ多くの人に、WOWOWに加入してほしい(笑)」と自信のアピール。ふたりは初共演で「頼りがいがあると同時に、面白い部分ももっている。話題も豊富で、どこかヨーロッパ的な方」(藤原)、「現場では、特等席で紀香さんの優しい光を浴びさせていただいた」(渡部)と互いの印象を振り返った。

ドラマ「愛していると言ってくれ」や映画「手紙」「余命」を手がけた生野慈朗監督がメガホンをとり、永山絢斗、YOU、市毛良枝山本圭吉田栄作らが脇を固める。連続ドラマW「女と男の熱帯」は1月20日からWOWOWプライムで毎週日曜夜10時放送(第1話は無料放送)。全6話。

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