中田秀夫監督最新作「クロユリ団地」ロッテルダムでお披露目!
2012年12月21日 06:00

[映画.com ニュース] 中田秀夫監督の最新作「クロユリ団地」が、2013年1月23日にオランダで開幕する第42回ロッテルダム国際映画祭で、ワールドプレミア上映されることがわかった。ジャパニーズホラーをけん引してきた中田監督が、6年ぶりのホラー作品で再び世界を席巻する。
ロッテルダム国際映画祭で上映されるのは、気鋭の作家たちを対象としたスペクトラム部門。中田監督が同映画祭に参加するのは初めてだが、前作「CHATROOM チャットルーム」がカンヌ映画祭ある視点部門に選出されたほか、「ザ・リング2」でハリウッド進出を果たすなど世界での知名度は抜群だ。それだけに、今作がどのように受け止められるのかに大きな注目が集まる。
前田敦子と成宮寛貴がダブル主演を務める今作は、中田監督が脚本の加藤淳也、三宅隆太とともに練り上げたオリジナルストーリー。老巧化した団地を舞台に、現代社会で多くの人が抱える孤独を呼び寄せる恐怖の連鎖を描く。ホラー映画を20年近くにわたり撮り続けてきた中田監督が、「何度見てもチビりそうになるくらい怖い場面があるというのは初体験です」と語るシーンがどのようなシチュエーションなのかにも期待がかかる。
また、“最恐”ホラーにふさわしい「恐怖の見開きポスター」が完成。今作の鍵を握る謎の少年ミノルにフィーチャーしたポスターは、一見すると普通に見えるが、通過すると目を閉じていたはずのミノルが目を見開き、突き刺すような眼差(まなざ)しを注いでくる。このポスターは、12月22日から全国の公開劇場に掲載される。
「クロユリ団地」は、2013年5月に全国で公開。
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