CHATROOM チャットルーム
劇場公開日:2011年3月19日
解説
自傷癖を持ち、インターネットで見られる他人の自殺映像にはけ口を求めていた青年ウィリアムは、ネットのチャットルームを通じて出会ったジムがうつ病だということを知り、言葉巧みにジムを自殺に追い込もうとする。ウィリアムの行動に気づいた他のチャット仲間は、ジムを救おうとするが……。「リング」の中田秀夫監督が英国で製作した海外進出第2作。主演は「キック・アス」「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のアーロン・ジョンソン。
2010年製作/97分/PG12/イギリス
原題:Chatroom
配給:アルシネテラン
スタッフ・キャスト
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2018年8月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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チャットの中の世界を映像化した作品で 試みとしては面白い。
実際には自傷癖のある冴えない主人公も、チャットの中の世界では 饒舌で行動力があるが、同じルームの中の一人が 幼少の頃のトラウマにより鬱病であることを知った主人公は、彼を自殺に追い込もうとする…。
主人公自身も、家庭環境の重圧の中 苦しみながら生きていた。
両親とも意志疎通が上手くとれず引き込もり、チャットの世界に生き甲斐を感じていた。
そんな主人公を、アーロン・ジョンソンが上手く演じていたと思う。
終盤の、母親とのやり取りから 父親との揉み合い…そして母親の諦めた表情。この辺りの主人公の心の葛藤が観ていて苦しい。
自分が自殺に追いやろうとしていた仲間を、一度は救おうと試みるが、やはり母親には愛されていないと悟って、その怒りが他人に向けられる。
作品中では最後に皆があつまるけれど、SNSは、お互いに顔が見えないので 相手を傷付けたりしても実感の湧かない…ある種恐ろしい世界だと思う。
2015年12月26日
iPhoneアプリから投稿
特にこれといって派手なシーンがあるわけではなく、ワンパターンな展開が続く映画です。ただ撮り方がかなり特殊で、ネット上の空間を実際の部屋を使って撮影していて、独特の雰囲気を醸し出していました。それぞれの登場人物がクセがあって、ネット上の駆け引きなどの見所はありましたが、少し盛り上がりに欠けた気がします。自殺の生々しい映像を何回も見せられたので気分が悪くなる映画でした。
まったく引き込まれること無く終了。
監督はチャットを視覚化した一芸だけで満足してしまったんでしょう。
見ててムカつくぐらい面白味のない映画でした。
2011年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
全部中途半端。
チャットルームを、本物の部屋で表現するのは、初めは「上手い。」と思ったけど、
まー、そうしないと映画では成り立たないよね。
本物の部屋で、本物の人達が集まって喋るように表現するなら、せめて絶対お互いに『触れ合わない』とかのルールがあってもよかったし、現実にどこからチャットしているのか、もっと背景と並行して映像を出してくれた方がよりリアル感あったと思う。
それと、セキュリティシステムを表現するドアのロックが、あまりにレトロで現代感が全然出ていなかった。
役者さんが、全員素人のような見た目と演技。
ギークだから、あまり派手な感じにしたくなかったのかもしれないけれど、もう少し個性を出しても良かったかな。
ストーリーは、あらすじで書いてある内容、1本のみ。途中にサブ的な話もほぼなければ、何かが後になって繋がるようなこともない。
チャット仲間を自殺に追い込んで行く、というストーリーを延々と1時間半程、ゆっくりやってく感じです。
当然、寝れます。
イギリス映画なのかと思えば、『リング』の監督さんなんだって。
ますます残念な気分になりました。
時間とお金のムダ。