「トワイライト」最終章にシリーズ初の日本人バンパイアが登場!
2012年12月6日 06:00
[映画.com ニュース] バンパイアと人間の禁断の恋を描いた、人気シリーズの最終章後編「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」に、劇場版のオリジナルキャラクターとして、シリーズ初の日本人バンパイアが登場することがわかった。ハリウッドで活躍する気鋭俳優・小坂正三が、バンパイア・トシローを演じている。
原作は、ステファニー・メイヤー氏の人気小説。第1章「トワイライト 初恋」(2008)から最終章前編「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1」(11)まで、4作品として映画化された。シリーズを通してクリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナーらが出演している。
ベラ(スチュワート)は、エドワード(パティンソン)との間に宿した娘レネズミ(マッケンジー・フォイ)を出産し、自らもバンパイアに転生する。しかし、バンパイアの頂点に君臨するヴォルトゥーリ族は、レネズミがバンパイアを滅ぼす“不滅の子”であるとして、エドワードの一族・カレン家の抹殺を決定。ベラとエドワードは最愛の家族を守るため、オオカミ族の青年ジェイコブや世界中のバンパイアとともに、ヴォルイトゥーリ族との戦いに身を投じる。
小坂は大学卒業後に単身渡米し、ショートフィルムやインディペンデント作品に出演。スチュワートが主演した「ランナウェイズ」(10)で、メジャー初出演を果たした。今作で演じたトシローは、カレン一家がヴォルトゥーリ族への対抗勢力として召集したバンパイアのひとりだ。小説には登場しない役どころだが、「脚本を読んで想像した。ミステリアスで物静かなたたずまいと、洗練された鋭い感覚を持った剣豪をイメージして演じた」と役づくりを行った。メガホンをとったビル・コンドン監督は「ほかの俳優同様、オーディションで選んだんだ。肉体的に強く素晴らしくて、俳優としても素晴らしかったよ!」と絶賛している。
「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」は、12月28日から全国で公開。
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