新「スター・ウォーズ」のスピンオフ映画が同時進行中?
2012年11月30日 11:10
[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニー社によるルーカスフィルム買収でにわかに沸き上がった新「スター・ウォーズ」製作だが、新3部作と平行してスピンオフの準備が進められている可能性があると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
「スター・ウォーズ」続編に関しては、「トイ・ストーリー3」の脚本家マイケル・アーントが、40~50ページに及ぶプロットを作成。アーントは第1弾にあたる「スター・ウォーズ エピソードVII」の脚本執筆に着手している。
その後、ローレンス・カスダンとサイモン・キンバーグという2人の脚本家が、新「スター・ウォーズ」に起用されたとの報道が流れた。アーントが「エピソードVII」を執筆中であることから、カスダンとキンバーグが「エピソードVIII」と「エピソードIX」の脚本を担当するとの憶測が流れていたが、関係者によれば実情は異なるという。
これまで映画化された「スター・ウォーズ」6作品は、いずれもスカイウォーカー家を中心に描いていたため、新3部作はルーク・スカイウォーカーの子孫が主人公になるものとみられている。しかし、カスダンとキンバーグが手がけるのは、別のキャラクターに焦点を当てたスピンオフになる可能性が高いというのだ。
ディズニーに買収されたマーベルが、“マーベル・ユニバース”と呼ばれるひとつの物語世界のなかに存在するさまざまなスーパーヒーローを主役に映画を作っているように、今後は「スター・ウォーズ」世界を舞台にしたさまざまな物語が平行して描かれることを視野に入れているという。この噂について、ディズニー、ルーカスフィルムはノーコメントとしている。
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