市村正親、4歳長男に役者の片鱗も「子役はさせない」
2012年11月16日 09:30

[映画.com ニュース] 俳優の市村正親が11月15日、都内で行われた主演舞台「家康と按針」の製作発表会見に出席し、妻の篠原涼子との間にもうけた2人の愛息について親バカぶりを垣間見させた。4歳の長男が一人でミュージカルごっこをして遊んでいると言い「やっぱり血なんですかね」。将来は役者で決まり? と聞かれると「それはまだ。役者は遊びじゃないんで。子どもの頃はできるだけ色んなものを見てほしいから、子役はさせない。でも高校卒業後に本人がやりたいと言えばやらせたい」と目を細めた。
63歳のパパ市村。長男は妻似だと言い「なぜあんなにも聡明なのか!」、今年2月に生まれた二男は自身に似ているそうで「まぁ~~かわいいこと!」とニンマリ。「長男が次男に焼きもちを妬くかと心配もしていたけれど、長男も大事に育てたから、(立場を理解して)弟の面倒をしっかり見てくれるんです」と嬉しそうに話した。
国民的女優・森光子さんが死去した件については一転、「今年は、実の母、芸の母(山田五十鈴さん)、そして日本のお母さん(森さん)を失った……」と悲痛。森さんとは舞台を観劇しあったり、食事に行く仲だったと言い「優しい口元、目が忘れられない。本当にかわいくて、品のある人でした」と追悼。「同じ舞台人として恥じないよう、森先生と同じくらいの年齢まで舞台に立ち続けたい」と天国に誓った。
舞台「家康と按針」は、徳川家康と英国出身の青い目の侍・三浦按針の友情を描く日英合作の作品。市村は、2009年の初演に続き、家康役を演じる。この日は、按針役のスティーブン・ボクサー、宣教師役の古川雄輝らと徳川家の菩提寺・増上寺で公演成功を祈願した。
年内の神奈川公演(12月1、2日/KAAT神奈川芸術劇場)、東京公演(12月11~16日/青山劇場)に続き、来年1~2月にロンドン公演を予定。来年は市村にとっても俳優生活40周年の節目の年で「日本でやったものを、そのまま一生懸命やれば、ロンドンの皆さんにも思いが伝わるはず」と力を込めていた。(映画.com×文化通信.com)
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