草なぎ主演のクドカン監督作 遠藤賢司&ヤン・イクチュン、異色の2人が出演
2012年11月14日 05:00

[映画.com ニュース] 「SMAP」の草なぎ剛主演、宮藤官九郎の4年ぶりとなる監督作「中学生円山」に、ミュージシャンの遠藤賢司と「息もできない」などで知られる韓国の映画監督で俳優のヤン・イクチュンが出演することがわかった。
「少年メリケンサック」以来の監督作となり、宮藤自ら脚本を手がけた本作は、エッチな妄想で頭がいっぱいの中学生男子の円山克也(平岡拓真)が、同じ団地に引っ越してきた、草なぎ扮する謎のシングルファーザー下井辰夫と出会うことで成長していく姿を描いたホームドラマ。仲村トオルと坂井真紀が円山克也の両親役を演じる。
宮藤が脚本、田口トモロヲがメガホンをとった「アイデン&ティティ」の音楽を担当した遠藤は、克也と同じ団地に住むおじい役に、ヤンは円山克也の母が夢中になる韓流スター役を演じる。また、田口とYOU、岩松了ら個性的な豪華キャストも参加する。「かぞくのくに」で日本でも広く注目されるようになったヤンと、70年代から絶大な支持を得ているミュージシャン遠藤がどのような演技を見せるのかに期待が集まる。
「この映画は、ひとことで言うなら団地を舞台にしたアクション映画です」と語る宮藤。CGやアクションを駆使し“バカバカしい妄想シーン”と“現実のドラマ”を交差させるという、新たな手法を選択した。「中学生の妄想から生まれた団地のヒーローを草なぎくんが演じています。最も多感で傷つきやすく、かつアナーキーだった中学時代。その記憶を美化することなく、包み隠さず描いた青春映画が、この『中学生円山』です。ひとつよろしくおねがいします」とコメントを寄せている。
なお、11月23日に開設される新メディア「TOWER RECORDOMMUNE Shibuya」のオープニングイベントで、宮藤と遠藤がみうらじゅんと共に本作を語る「映画『中学生円山』早すぎる特別番組」が配信される。
「中学生円山」は、2013年4月20日公開。
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