「イマジン」は英国葬儀で使用禁止 人気楽曲1位はシナトラ「マイウェイ」
2012年10月18日 12:54

[映画.com ニュース] ロックバンド「ビートルズ」で知られる、故ジョン・レノンさんの代表曲「イマジン」が、イギリスの葬儀で使用禁止となったとThe Mirror誌が報じた。1971年の発表以来、愛や平和を歌った同楽曲は広く親しまれてきたが、「想像してごらん 天国なんてないんだと(imagine there's no heaven,)」という歌詞が不適切であるということから決定した。
英葬儀社Co-operative Funeralcare funeralが、2011年9月~12年9月に行われた約3万件の葬儀を対象にした調査によると、讃美歌39番「日暮れて 四方は暗く」など高い人気を誇る楽曲を除き、讃美歌を使用するケースが減少している。故人が希望したポップソングなどのヒット曲を選ぶ傾向にあるが、「クイーン」の「ファット・ボトムド・ガールズ」や「トランプス」の「ディスコ・インフェルノ」など過激な歌詞を含む楽曲は、今回と同様の措置が取られている。しかし近年の葬儀では、きわどいテーマを歌ったレディー・ガガの「バッド・ロマンス」が使用されることもあるという。
なお、昨年の葬儀で人気だった使用楽曲トップ20も発表されている。フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」、サラ・ブライトマン&アンドレア・ボセリの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」、女優で歌手のベット・ミドラーが映画「フォエバー・フレンズ」(ゲイリー・マーシャル監督)で披露した「ウィンド・ビニース・マイ・ウィングス」などがランクイン。アデルの「サムワン・ライク・ユー」も人気だという。
トップ20は以下の通り。
2. サラ・ブライトマン&アンドレア・ボセリ「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」
3. ベット・ミドラー「ウィンド・ビニース・マイ・ウィングス」
4. エバ・キャシディ「オーバー・ザ・レインボー」
5. ロビー・ウィリアムズ「エンジェルス」
6. ウエストライフ「ユー・レイズ・ミー・アップ」
7. ジェリー&ザ・ペースメイカーズ「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」
8. ベラ・リン「また逢いましょう」
9. セリーヌ・ディオン「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
10. ナット・キング・コール「アンフォゲッタブル」
11. ティナ・ターナー「ザ・ベスト」
12. ホイットニー・ヒューストン&ドリー・パートン「オールウェイズ・ラヴ・ユー」
13. モンティ・パイソン「オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ」
14. ルーサー・バンドロス「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」
15. ルイ・アームストロング「ワンダフル・ワールド」
16. ダニエル・オドネル「ダニー・ボーイ」
17. エバ・キャシディ「フィールズ・オブ・ゴールド」
18. ライチャス・ブラザーズ「アンチェインド・メロディ」
19. ウエストライフ「フライング・ウィズアウト・ウィングス」
20. エバ・キャシディ「ソングバード」
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ