ジョージ・クルーニーと「アーティスト」ジャン・デュジャルダンが共演？

写真：Rex Features/アフロ、Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images

［映画.com ニュース］　「アーティスト」で仏俳優として初めてアカデミー賞主演男優賞を受賞したジャン・デュジャルダンが、ジョージ・クルーニーの新作「モニュメンツ・メン（The Monument’s Men）」のキャスト候補に挙がっていると、米Wrapが報じた。

クルーニーが監督・主演する同作は、ロバート・M・エドゼル著のノンフィクション「ナチ略奪美術品を救え-特殊部隊『モニュメンツ・メン』の戦争」を映画化するもの。第2次大戦中、ナチスに盗まれたヨーロッパの美術品、文化財を命がけで追跡した、美術館長やキュレーターによる特殊部隊、通称モニュメンツ・メンの活躍を描く。

クルーニーは、ナチスから多数の美術品を奪還した、米陸軍将校で美術保護者のジョージ・スタウト役を演じる。また、グラント・ヘスロフ（「スーパー・チューズデー　正義を売った日」「グッドナイト＆グッドラック」）と共同で脚本、プロデュースも手がける。

製作陣は、デュジャルダンのほかに、美術史家でフランス抵抗軍のメンバーだったローズ・バラン役としてケイト・ブランシェット、ジョージ・バランシンとともにニューヨーク・シティ・バレエ団を創設したリンカン・カーステイン役としてポール・ジアマッティを希望しているようだ。

映画は来春、ドイツ、オーストリア、フランス、イギリスで撮影が予定されている。