ブラピ&クルーニー、同性婚裁判が題材の舞台で共演
2012年3月2日 20:00

写真:Rex Features/アフロ
[映画.com ニュース] 米俳優ブラッド・ピットが、ジョージ・クルーニーやマーティン・シーンら映画スターが豪華共演を果たす舞台「8」に出演することになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
「8」は、カリフォルニア州の州民投票で可決された同性婚を禁じる条例「Proposition 8」が違憲であるとして、連邦裁判所で2010年に行われた審理を下敷きにした法廷劇。「ミルク」「J・エドガー」のダスティン・ランス・ブラックが戯曲を執筆している。
同性婚の支援団体American Foundation for Equal Rightsの資金集めのための公演で、3月3日(現地時間)、ロサンゼルスのWilshire Ebell Theatreで一夜限りの公演が行われる。クルーニーとシーンは原告側の弁護士、ピットはボーン・R・ウォーカー裁判官を演じる。
「Proposition 8」支持派の弁護士をケビン・ベーコン、反同性婚活動家を「glee」のジェーン・リンチが演じるなど、オールスターキャストがずらり。演出は、映画監督のかたわら、積極的に政治活動を行っているロブ・ライナー監督。ちなみに、連邦地方裁判所は同性婚を禁じる法案は違憲との判決を下している。
(映画.com速報)