山口智子「ロンバケ」以来16年ぶり連ドラに「新鮮で感動の毎日」
2012年9月27日 14:50
[映画.com ニュース] 女優の山口智子が9月27日、16年ぶりの連続ドラマ出演作となる「ゴーイング マイ ホーム」(関西テレビ)の制作発表会見に、主演の阿部寛、共演の宮崎あおい、西田敏行、YOU、是枝裕和監督とともに出席した。
仕事でも家庭でも常に板挟み状態で、不器用ながらなぜか調整役になってしまうサラリーマンの主人公(阿部)が、疎遠になっていた父親の入院をきっかけに次々と難問に遭遇。父の周囲を探るなかで様々な出会いを経て、少しずつ変化していくさまをユーモラスに描き出す。
「誰も知らない」「空気人形」などで知られる是枝監督が、初めて連続ドラマの演出を務める本作。阿部の妻役を演じる山口にとって、2004年放送の単発ドラマ「向田邦子の恋文」以来となるドラマ出演であり、連続ドラマ出演にいたっては木村拓哉と共演した「ロングバケーション」以来、実に16年ぶりとなる。山口は「すごく久しぶりのドラマで、全てが新鮮な感動の毎日です」と充実した表情。「脚本が本当に面白くて、いち視聴者としてテレビで見るのが待ち遠しい」と手応えを明かす。
夫役の阿部は、山口との初共演について「16年ぶりのドラマとしてこの作品を選んでくれてうれしい。山口さんは一緒にモデルをやっていましたが、彼女が女優としてこの世界で成功してくれたから、僕もこのデカい体で俳優としてやっていけていると思っています」と喜びと感謝の思いを口にする。山口の方も、「小さくて女々しい男も阿部さんが演じると本当にチャーミング。会うたびに、言葉を交わすたびに大好きになっています。大好きよ!」と笑顔で語った。
同じく山口と初共演の西田は、山口の夫・唐沢寿明とドラマ「白い巨塔」で共演した際のエピソードを披露。「唐沢くんと食べ物の話をしていて『フワフワして柔らかい』って言ったんだけど、そうしたら唐沢くんが『うちにもフワフワした柔らかいのがいますよ』と言っていて、山口さんのことなんだなと思い、お会いするのを楽しみにしていました」と明かし、これには山口も照れ笑いを浮かべていた。
「ゴーイング マイ ホーム」は10月9日放送開始(初回は2時間スペシャル)。
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