トム・ハーディ、伝説の英登山家ジョージ・マロリーの伝記映画に主演
2012年9月27日 11:50

[映画.com ニュース] 「インセプション」「ダークナイト ライジング」の英俳優トム・ハーディが、英国の伝説の登山家ジョージ・マロリーを描く新作映画「エベレスト(Everest)」に出演交渉中であると米Deadlineが報じた。
同作は、マロリーを題材にしたジェフリー・アーチャーの小説「遥かなる未踏峰(Paths of Glory)」を、「Mr.&Mrs.スミス」のダグ・リーマン監督が映画化するもの。「マイレージ、マイライフ」の脚本家シェルダン・ターナーが脚色にあたる。
マロリーは、1920年代にエベレスト探検隊に3度参加したが、24年、3度目の遠征の際に頂上付近で行方不明になり、75年後の99年に遺体が発見された。マロリーがエベレストの登頂に成功したかどうかはいまだ謎のままだ(エベレスト初登頂者として記録に残るのは、53年に制覇したニュージーランド人のエドモンド・ヒラリーとネパール人シェルパのテンジン・ノルゲイ)。マロリーはまた、名言「そこに山があるから」の主としても知られるが、本当にマロリーの発言であったのかどうか、疑問視する声も多いという。
「エベレスト」はソニー・ピクチャーズの製作。リーマン監督の次回作は、桜坂洋のライトノベルをトム・クルーズ主演で映画化するワーナー・ブラザースの「All You Need Is Kill(原題)」。撮了とともに本作に取りかかるものと見られている。
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