空のタイタニック、巨大飛行船ヒンデンブルグ爆発事故を描いた映画が公開
2012年9月21日 15:00

[映画.com ニュース] タイタニック号沈没事故、スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故と並び、人々の記憶の中に深く刷り込まれた20世紀の大事故、巨大飛行船ヒンデンブルグ爆発事故(1937)に隠された真相を描いたスペクタクル大作「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」(フィリップ・カーデルバッハ監督)の公開が2013年2月16日に決定、このほどポスター画像がお披露目された。
1937年5月6日、ドイツ硬式飛行船ヒンデンブルグ号は、アメリカ・ニュージャージー州マンチェスター、レークハースト海軍航空基地で着陸寸前に火災が発生。瞬時に爆発炎上し、97人の乗員乗客のうち35人が死亡、地上作業員もひとりが死亡という大惨事に。この事故により、飛行船自体の安全性が問われ、旅行輸送用巨大硬式飛行船の製造は行われなくなった。原因について色々な推測、憶測が飛び交ったが、事故の原因は未だに特定できていない。
同作では、75年の歳月を越え、残された資料などからヒンデンブルグ号を忠実に再現。第2次世界大戦直前のアメリカを舞台に、ドイツ人の飛行船設計技師マーテンとアメリカ人実業家の娘ジェニファーの恋物語とともに、巨大飛行船爆発事故に隠された陰謀が明かされるというストーリーとなっている。出演はマクシミリアン・ジモニシック、ローレン・リー・スミス、グレタ・スカッキ、ステイシー・キーチら。
ポスターは「国家(ナチ)の所為にはしない、あなたを守る。」というコピーとともに、大爆発寸前のヒンデンブルグ号から危機一髪で難を逃れたカップルの姿を描いたデザイン。ダイナミックなスペクタクルとともに、政治的な思惑に翻ろうされながらも、愛を貫く男女の人間ドラマも期待できる仕上がりだ。
「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」は2013年2月16日から丸の内TOEIほかで全国公開。
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