【全米映画ランキング】サム・ライミ製作のホラーがV2。ブラッドリー・クーパー主演ドラマは3位
2012年9月11日 13:10

[映画.com ニュース] サマーシーズンが終わって9月に入った全米ボックスオフィス。毎年新学期が始まるこの時期は成績が悪いが、今年はトップ10作品の興収の合計が5000万ドルに満たない、過去4年で最低の週末となった。
そんななか、約950万ドルの興収で首位を守ったのはサム・ライミ製作のホラー「The Possession」だった。
09年の「ファイナル・デッドサーキット 3D」以来、3年ぶりにホラー作品でV2を果たした同作。10日間の累計興収は約3330万ドルで、最終興収は5000万ドルあたりに落ち着きそうだ。2位も前週と代わらずで、シャイア・ラブーフ主演「Lawless」。こちらの10日間の累計は約2300万ドル。
そして、初登場3位にランクインしたのは、ブラッドリー・クーパー、ゾーイ・サルダナ、ジェレミー・アイアンズ、オリビア・ワイルド、デニス・クエイド共演のドラマ「The Words」。ひとりの新進作家(クーパー)がアメリカ文学史に残る傑作小説を発表し、大きな話題となるが、実はその小説は盗作だったという事実から様々な人間関係が浮かび上がる人間ドラマ。新旧人気スターをキャストにそろえた意欲作だったが、レビューは芳しくなく、オープニング興収も約500万ドル弱と振るわなかった。監督・脚本は「トロン・レガシー」のストーリーを手がけた俳優出身のコンビ、ブライアン・クラグマンとリー・スターンサル。
その他、圏外14位には「インディ・ジョーンズ」シリーズの第1作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」のIMAX版(9月7日より1週間限定)が登場。北米267のIMAXスクリーンで上映され、約167万ドルの興収だった。
今週末は、ミラ・ジョボビッチ主演の人気シリーズ第5弾「バイオハザードV リトリビューション」が拡大公開に。また、先のベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したポール・トーマス・アンダーソン監督、ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン主演の超話題作「ザ・マスター(原題)」が限定公開される。
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