ベン・アフレックが「アルゴ」ワールドプレミアで感無量!
2012年9月11日 18:00

[映画.com ニュース] 現在カナダで開催中の第37回トロント国際映画祭で9月7日(現地時間)、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」「ザ・タウン」に続くベン・アフレック監督最新作「アルゴ」のワールドプレミア上映が行われ、主演も務めたアフレックのほか、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クランストンらキャスト陣がレッドカーペットに登場した。
同作は、1979年にイランのテヘランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件を題材に、CIAの救出エキスパート、トニー・メンデス(アフレック)による大使館員救出作戦を描くサスペンス。しかし、その作戦内容は“ウソの映画製作の企画をでっち上げ、6人の大使館員をロケハンに来たカナダの映画クルーに仕立てて出国させる”ことで、18年間アメリカが最高機密として秘匿してきた事実がフィクションさながらだったことが大きな話題を集めている。
プレミア上映を終えて心境を聞かれたアフレックは、「最高だ。この作品は自分でもすごく好きだし、すごく誇りに思っているからね」と答え、大使館員の保護と救出に在イランのカナダ大使が尽力したことを踏まえて「アメリカとカナダの関係性が人の命を救ったという、カナダについてすごく特別なことを描いた作品だから、とりわけカナダでプレミア上映できてうれしかった。アメリカ人には分からないようなカナダについてのジョークを、カナダの人たちが全部笑ってくれたのもうれしかったね」とも明かしている。
スタンディングオベーションに包まれ、「本当に本当に感動的なプレミアだった。素晴らしい観客がいることでも有名なフェスだし、だからここに来るといつも素晴らしい経験ができるんだ」と感無量のアフレック。「アルゴ」が同映画祭の最高賞、観客賞に輝くのかどうかにも期待がかかる。
「アルゴ」は、10月26日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント