「グリーンマイル」マイケル・クラーク・ダンカン、54歳で死去
2012年9月4日 11:45
[映画.com ニュース] フランク・ダラボン監督、トム・ハンクス主演「グリーンマイル」(2000)で、不思議な治癒力を持つ死刑囚コーフィ役を演じアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマイケル・クラーク・ダンカンさんが9月3日、米ロサンゼルスの病院で死去した。54歳だった。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、ダンカンさんは7月13日に心筋梗塞で病院に運ばれ、そのまま回復することなく息を引き取った。入院以来、ダンカンさんの闘病を支えた婚約者オマローサ・マニガルトが、病院で最期を看取ったという。
マネージャーを長年務めたダン・スピロは、「彼のファンは大抵、年齢や人種、性別に関係なく彼のもとに近寄ると、サインではなく抱擁を求めた。そんな俳優を私はほかに知らない。彼は世界と同じくらい大きなハートを持っていた」と、その温かい人柄を偲んだ。