錦戸亮、3年ぶり映画主演「県庁おもてなし課」で堀北真希と初共演
2012年8月30日 05:00

[映画.com ニュース] 「関ジャニ∞」の錦戸亮が、有川浩氏の人気小説を映画化する「県庁おもてなし課」で約3年ぶりに単独で映画主演を務めることがわかった。錦戸は、高知県庁に実在する観光促進を目的とした「おもてなし課」に所属する若手職員・掛水史貴に扮する。また、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」主演で改めて抜群の存在感を発揮した女優・堀北真希が、ヒロイン・明神多紀を演じる。
有川氏にとって自身初の新聞連載小説となった原作は、文芸誌「ダ・ヴィンチ」の“ブック・オブ・ザ・イヤー2011”の総合ランキング、恋愛小説ランキングで、ともに第1位を獲得した話題作だ。三宅喜重監督、脚本の岡田惠和という「阪急電車」のスタッフが顔をそろえ、高知県の全面協力のもと、“ふるさと”を舞台にした観光&恋愛エンタテインメント作を手がける。
9月上旬にクランクインする錦戸は、一躍“高知の顔”という役割を担うことになる。単独主演は「ちょんまげぷりん」以来となるが、「生まれも育ちも高知県の県庁職員役です。大阪出身ですが…。実在するおもてなし課という一風変わった課に勤務する平凡な男が、堀北さん演じる明神さんと出会い、一人前の『いごっそう』に成長する姿をたくましく演じられるよう頑張りたいと思います」と気合満点。さらに、「初共演の堀北さんとのお芝居もあの透明感に負けないよう、掛水として正面から体当たりで演じられればと思います」と意欲をみなぎらせている。
堀北は、掛水とともに高知の観光売り出しに奔走する、柔軟な発想力を兼ね備えたアルバイトの多紀に命を吹き込む。原作読了後は、「目の前の壁をひとつずつ乗り越えていく姿に元気をもらった」と感じたそうで、「方言にも挑戦させていただきますが、高知県のことを勉強して、地元の人になりきれるように頑張りたいと思います」と撮影を心待ちにしている。
全編にわたり、高知の壮大な大自然がスクリーンを彩る。やる気はあるが空気の読めない掛水は、観光特使就任を要請した県出身の小説家・吉門喬介(高良健吾)から、徹底的なダメ出しを受ける。役所仕事と民間感覚のズレを指摘された掛水は、「昔『パンダ誘致論』を展開し県庁を追われた伝説の元職員・清遠に接触を試みる」ことをアドバイスされる。多紀とともに清遠が経営する民宿を訪ねるが、その娘・佐和(関めぐみ)からはバケツの水をかけられる始末。前途多難ながら、高知県全土を巻き込んだ「おもてなし課」の計画が始動する。
原作の有川氏は、「気心知れた『阪急電車』チームにまた作っていただけることがとてもうれしいです。ロケハンから楽しく参加させていただきました。あとは錦戸さんの掛水や堀北さんの多紀に会えるのが楽しみで仕方ありません」とコメントを寄せている。撮影は11月のクランクアップを予定している。
「県庁おもてなし課」は、2013年5月に全国で公開。
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