「桐島」初日舞台挨拶、ドッキリ連発で神木、橋本らも泣き笑い
2012年8月11日 13:15

[映画.com ニュース] 小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー小説を映画化した「桐島、部活やめるってよ」が8月11日、全国132スクリーンで封切られ、主演の神木隆之介、橋本愛、大後寿々花ら出演者12人と吉田大八監督が東京・新宿バルト9で舞台挨拶を行った。
初回上映後、スタンディングオベーションに迎えられた橋本は思わず涙。「目に見えたものが初めての光景だったので戸惑ってしまいました。最高に幸せです」と声を詰まらせ、隣にいた東出昌大に手渡されたハンカチで目元をぬぐった。
さらに、この日はインフルエンザのため欠席した佐藤貴博プロデューサーが登壇者全員にあてた手紙を司会者が読み上げると、さらにしんみり。今度は大後や映画初出演となった山本美月らが次々に泣き出し、東出のハンカチも“大活躍”だ。その東出も、吉田監督が自分と心中するつもりで抜てきしたことを聞かされると目を潤ませた。神木は「人一倍、この映画、そして僕たちを愛してくれた人。愛情を感じたし、本当にありがたい」と感激の面持ちだ。
だが、これは周到に計画されたドッキリ。突如、場内が暗転すると、神木が部長を務めた映画部の部員役で共演した6人と元気な佐藤プロデューサーがゾンビの特殊メイク姿で乱入。絶叫と歓声が入り混じる中、橋本は「もう年なのかなって、本気で心配したのに」と涙ながらに恨み節。神木も「昨日もマスクをしていましたよね?」と納得がいかない表情だ。それでも気を取り直し、“座長”として「本当にビックリでしたが、こんなに楽しくて感動した舞台挨拶は初めて。人生の思い出になるし、この瞬間を皆さんと楽しめたことが幸せです。この映画が、皆さんの青春の1ページになってくれればと思います」と舞台挨拶を締めくくり、満場の拍手を浴びていた。
「桐島、部活やめるってよ」は、バレー部のキャプテンで成績優秀と高校内のスターだった桐島が突然、部活をやめたといううわさが流れ、クラスメートはもちろんバレー部や映画部の面々に波紋を広げていく青春群像劇。神木をはじめ出演者は3カ月のワークショップ、オーディションを経て、100倍を超える競争率の中からそれぞれの役を勝ち取ったことでも話題となった。
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