「NARUTO」最新作は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」からインスパイア
2012年7月28日 14:30

[映画.com ニュース] アニメ化10周年を記念した劇場版シリーズ最新作「ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE」が7月28日、全国262スクリーンで封切られ、東京・墨田区のTOHOシネマズ錦糸町で初日舞台挨拶が行われた。本作で企画、ストーリー、キャラクターデザインを手がけた原作者の岸本斉史氏をはじめ、主人公・うずまきナルト役の竹内順子、メガホンをとった伊達勇登監督らが出席した。
シリーズ初となる岸本氏による完全オリジナルストーリーで、主人公うずまきナルトが亡き両親とともに、忍の集団「暁」や謎の「仮面の男」から木ノ葉隠れの里を守るため、立ち上がる姿を描く。岸本氏は主人公と両親の“思いがけない再会”という本作の設定について、「僕自身ハリウッド映画が大好きで、特に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に影響を受けている」と発想の源を明かしていた。
舞台挨拶の模様は、大阪・TOHOシネマズ梅田と岸本氏の故郷である岡山・TOHOシネマズ岡南で同時中継。サプライズとして、地元の友人たちからの寄せ書きをプレゼントされた岸本氏は「うれしいですね。この夏、岡山に帰るけん。見かけたら、声をかけて」と方言で呼びかけた。舞台挨拶には中村千絵(春野サクラ役)、井上和彦(はたけカカシ役)、篠原恵美(うずまきクシナ役)、杉山紀彰(うちはサスケ役)も登壇。劇中の名台詞を生で再現し、客席から拍手喝さいを浴びていた。
現在、先着150万人に劇場入場者特典として、岸本氏監修のスペシャルDVD「MOTION COMIC『NARUTO』」とミラクルバトルカードダス「NARUTO ナルト」スペシャルカードをプレゼント中。DVDには、CG合成した原画を再構築したモーションコミック、岸本氏のインタビュー、作画風景など34分の貴重な映像が収録されている。
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