クリストファー・ノーラン、DCコミックスのヒーロー大作参加を断固拒絶
2012年7月12日 11:45

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが2015年公開予定で準備を進めている「ジャスティス・リーグ」の実写映画化企画が、暗礁(あんしょう)に乗り上げていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
「ジャスティス・リーグ」は、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンといったDCコミックスのスーパーヒーローが結成したオールスターチームのことで、これまでにコミックやアニメなどで発表されている。マーベル・コミックの「アベンジャーズ」が映画化に大成功したように、DCコミックスを傘下に持つワーナーは「ジャスティス・リーグ」の映画化で大ヒットを狙っているが、プロデューサーと目していたクリストファー・ノーランが参加を固辞したという。
マーベルと比較すると、ワーナーはアメコミ映画のヒット率が低く、ノーラン監督が手がける「ダークナイト」シリーズだけが大成功を収めている。そのため、ワーナーは「マン・オブ・スティール(原題)」(ザック・スナイダー監督)で、ノーランをプロデューサーとして起用。「ジャスティス・リーグ」でも、ノーランに同様の役割を果たしてもらうつもりでいた。
しかし、シリーズ第3弾で完結となる「ダークナイト・ライジング」を完成させたノーランは、オファーを固辞。ワーナーは希代のヒットメーカーに頼ることなく、企画開発を進めていかなければならなくなった。
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