「マクロス」30周年でミュージカル化 ヒロインは「9nine」吉井香奈恵
2012年7月9日 21:00

[映画.com ニュース] 人気SFアニメ「マクロス」シリーズの30周年プロジェクトとして、ミュージカル「マクロス ザ・ミュージカルチャー」の上演が決定。ガールズユニット「9nine」の吉井香奈恵が、ヒロインのさくら・クロフォード役でミュージカルに初挑戦することがわかった。
「マクロス ザ・ミュージカルチャー」は、1982年のシリーズ第1作「超時空要塞マクロス」から30周年を記念して製作される、同シリーズ初のミュージカル。西暦2062年、29番目の超長距離宇宙移民船団「マクロス29(ツーナイン)」では、失われた活気を取り戻すため「ミス・マクロス コンテスト」が開かれることになるが、次期市長の座を狙う青年ヴィーゴがコンテストを利用して策略をめぐらせる。一方、夢あふれる少年から大きく変わってしまったヴィーゴを遠くから見つめる若者アッシュやさくらにも、それぞれの思いがあった。
「マクロス」シリーズでは、「歌」が物語の鍵を握る重要な要素となり、「超時空要塞マクロス」のリン・ミンメイ、「マクロスF」のランカ・リー&シェリル・ノームら、それぞれの作品で「歌姫」となる人気キャラクターを生み出してきた。また、主人公とヒロインを巻き込んだ「三角関係」も伝統で、今回のミュージカルでも「歌」や「三角関係」の要素を盛り込みながら、シリーズを彩ってきた数々の名曲にのせて完全オリジナルストーリーが展開する。
ヒロインのさくら役を務める吉井は、女優の川島海荷も所属するガールズユニット「9nine」のメンバーとして活躍中。歌唱力は同ユニット随一ともいわれ、多くの楽曲でリードボーカルを担当。「9nine」として8月に日比谷野音でのワンマンライブや、100組以上のアイドルが集結する「TOKYO IDOL FESTIVAL 2012」への出演なども控えるなか、単独でのミュージカル初出演が決まり、「歌が大好きなのでミュージカルはずっとやってみたくて、このお話をいただいたときはとにかく驚きとうれしさでいっぱいでした。正直不安と緊張もあり、初めてなので右も左も分かりませんが、自分らしく自信をもって演じきりたいと思います!」と意気込んでいる。
シリーズの生みの親である河森正治監督が監修を務め、キャラクター造形は、「夏色キセキ」「フラクタル」といったアニメやライトノベルで活躍する人気イラストレーターの左が担当。その他の出演者は菊池卓也、土屋シオン、神田沙也加ら。「マクロス ザ・ミュージカルチャー」は、10月3~8日、東京ドームシティホールで上演。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”ある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー