新婚・山本太郎、オダギリジョーからのサプライズ花束に笑顔
2012年6月5日 20:45
[映画.com ニュース] オダギリジョー&チャン・ドンゴン主演の戦争アクション大作「マイウェイ 12,000キロの真実」のブルーレイ&DVD発売を記念し6月5日、オダギリと共演の山本太郎が都内でトークイベントに出席した。一般女性との結婚を発表したばかりの山本に、オダギリがサプライズで花束を贈呈。山本は「自分が今、戦時下じゃないところで生きられていることに感謝。言いたいことが言える世の中に暮らせていることは本当に幸せ」と笑顔を見せた。
韓国映画史上、最大級となる製作費25億円を投じたアクション大作。生き延びるために日本、ソ連、ドイツの3カ国の軍服を着て戦い、何度も捕虜になりながら1万2000キロを生き抜いた男の実話を映画化。「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督がメガホンをとった。
オダギリは、9カ月にも及んだ過酷な撮影を振り返り「ちょうど3.11の地震があった時でもあり、子どもが生まれた時でもあり、色んなタイミングが重なった時期だった」と感慨深げ。また、「韓国の俳優さんたちの中で、日本の俳優がなめられてたまるか、日本人もやるなって思わせたいという気持ちが欲としてあった。役者もスタッフも大変な思いを超えて、一生懸命魂を注ぎ込んだような作品」と語った。共演のドンゴンは、「本当に立派な方でケチのつけようがない人。素晴らしい俳優であり、素晴らしい人間。映画スターというものはこういうものだと何度も感じた」と尊敬の念をにじませた。
冷酷な野田曹長役を演じた山本は、DVDリリースを「僕が1番楽しみにしていた! まだ作品を見ていないので」と明かし、笑いを誘った。また、壮絶なアクションシーンにも動じなかったオダギリを「修行僧のように自分の出番をじっと待っていた。つらい中でも平常心を保ちつづけるオダギリ君、すごいなって思った」と称賛。しかし、「僕が『オールアップだ、帰るぞ!』って時にオダギリ君に子犬のような目で見られて、ギャラが出るんだったらずっといてあげたいなと思った」と笑わせた。
「マイウェイ 12,000キロの真実」のブルーレイ&DVDは、6月6日より発売開始。