スカーレット・ヨハンソン、ブロードウェイ版「熱いトタン屋根の猫」に主演
2012年6月4日 14:30
[映画.com ニュース] スカーレット・ヨハンソンが、テネシー・ウィリアムズのピュリッツァー賞受賞戯曲「熱いトタン屋根の猫」のブロードウェイリバイバル公演に、主役の人妻マギー役で出演すると、米ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
1955年に初演された「熱いトタン屋根の猫」は、米南部を舞台に、ガンで余命いくばくもない裕福な農園主とその子どもたちの姿を描く。ヨハンソン扮するマギーは、酒びたりの夫ブリックの愛を取り戻そうと必死だが、ブリックは同性愛の恋人を失って自棄になっているという設定。
58年にはリチャード・ブルックス監督で映画化され、マギーをエリザベス・テイラー、ブリックをポール・ニューマンが演じた。タイムズ紙によれば、今回のリバイバル版のブリック役の候補には、現時点でクリス・パインとジェレミー・レナーの名も挙がっているという。公演は2013年春を予定。
ヨハンソンは、2010年にブロードウェイで上演されたアーサー・ミラー作「橋からの眺め」のキャサリン役で、トニー賞演劇部門助演女優賞を受賞している。