熱いトタン屋根の猫

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解説

『欲望という名の電車』『バラの刺青』などで知られるテネシー・ウィリアムズのヒット舞台劇の映画化で、298回の上演記録をもつ同名の戯曲を、「暴力教室」「カラマゾフの兄弟」のリチャード・ブルックスが監督した。脚色はブルックス自身とジェームズ・ポー。撮影を「夜の道」のウィリアム・ダニエルズが監督。主演は「愛情の花咲く樹」のエルザベス・テイラーに「左ききの拳銃」のポール・ニューマン。ニューマンは1958年度カンヌ映画祭で主演男優賞を受けた。他に「楡の木陰の欲望」のバール・アイヴス、「赤い家」のジュディス・アンダーソン、「スタア誕生(1954)」のジャック・カーソン、マドレーヌ・シャーウッド等が出演、アイヴスとシャーウッドは舞台でも同じ役を演じている。南部の大農園の相続をめぐって、もろもろの欲望のうずまく一家の人間像を描き出すドラマ。製作はMGM 傘下のエイボン・プロを主宰するローレンス・ウェインガーテン。

1958年製作/アメリカ
原題:Cat on a Hot Tin Roof
配給:MGM

ストーリー

大おじいちゃまと家族の者から呼ばれる大農園主、ポリット家の当主(バール・アイヴス)が邸に帰ってきた。65歳の誕生日を迎える彼を、長男のグーパー(ジャック・カーソン)とその妻メエ(マドレーヌ・シャーウッド)、蛙の化物のようなふたりの5人の子供たちが、ことさらぎょうぎょうしく歓迎した。癌という不治の病を得ている当主の莫大な財産を、何とか有利に相続しようというのだ。米国各地の医師の診断を受けて帰ってきた当主には、もう1人の息子、次男のブリック(ポール・ニューマン)がいた。フット・ボール選手のブリックと、彼の妻マギー(エリザベス・テイラー)は、父にとって信頼するに足る夫婦だった。しかし、現在のブリックは酒に酔い、妻マギーとも「夫婦生活」をしようとしない焦燥の日々を送っていた。彼にはかつてスキッパーという親友があった。父よりも、妻よりも、彼はスキッパーを愛した。妻のマギーにとっては当然スキッパーは邪魔な存在だった。2人の間が親密になるほど、マギーは夫をとりもどそうと苦しんだ。そしてスキッパーのホテルを彼女が訪れた夜、スキッパーは自殺した。それから、ブリックは妻を妻として愛そうとしなくなったのだ。財産争いと夫の焦燥にはさまれたマギーは、熱いトタン屋根に追いつめられた猫のような存在となった。父の誕生日のパーティは異様な雰囲気のうちに、雨のため屋内に移った。父と喧嘩したブリックは、彼が癌に犯されているという秘密を思わず口走った。父は、やっとこのパーティの不気味な雰囲気の原因を知った。母は泣いた。居間では、長兄のグーパーが財産相続手続き書の承認を求めた。しかし、父は拒否した。父を真ん中に、ブリックとマギーは自分たちのおかれている立場と、心の問題に正面から対決した。ブリックを愛するマギーは、妊娠を告白した。父は、彼等2人に財産をゆずることを告げた。熱いトタン屋根の上の猫のような存在から、今は抜け出ることの出来たブリックとマギー。新しい出発をすべく、ふたりは今度こそ本当の夫婦として抱き合った。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第16回 ゴールデングローブ賞(1959年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 リチャード・ブルックス
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映画レビュー

3.5タイトルなし

2020年1月16日
Androidアプリから投稿
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もーさん

4.0 次男夫婦ブリック(ニューマン)とマギー(テイラー)の夫婦関係は冷...

kossyさん
2018年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 次男夫婦ブリック(ニューマン)とマギー(テイラー)の夫婦関係は冷え切っていた。とは言っても、ブリックが一方的に夫婦関係を拒んでいた。そんな時、父親(アイヴス)が65歳の誕生日を迎え、家族が久しぶりに集合していた。彼は大病院で精密検査を受けて、自家用飛行機で大農園に帰ってきた。医者は長男グーパー(ジャック・カーソン)とブリックにだけ、余命を告げたのだが、他の者は知らずに誕生日を祝っていた。

 ブリックは足を怪我していて以来現役を退き、今では飲んだくれのアナウンサー。夫婦関係が冷え切った理由は途中まで明かされなかったが、親友のスキッパーが自殺してから妻を疑うようになったからだ。

 兄は弟だけ可愛がる父親が嫌いだったが、莫大な遺産を相続する権利を主張する弁護士でもある。ブリックは人生に投げやりで、財産なんて要らないとうそぶく。家族たちのウソが嫌で大邸宅から逃げ出そうとしたブリックだったが、止める父親につい余命のことを口走ってしまい、父親は地下室に閉じこもってしまう。そしてブリックとビッグ・ダディとの会話が本音で話し合うところがいい!一文無しから大農園という帝国を築き上げたダディ。旅行鞄しか残さなかった貧困労働者の父を恥ずかしく思っていたが、本物の愛があったことを知らされる・・・

 嘘で固められた家族に再び絆を取り戻したような内容だったが、面白いのはグーパーの妻(マデレーン・シャーウッド)が相続の取り分に固執する厭味ったらしい女を演じていたこと。最後には「妊娠してるの」と明らかな嘘をつくマギーがとてもいい。「愛は金で買えない」なんて当然のことに気づくのもアメリカならではだな。

 いろいろと調べてみると、ブリックとスキッパーの関係は同性愛だったこと。これが曖昧にされているため衝撃度も少ないのだが、後半の展開はそんなことを忘れさせてくれる。

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kossy

3.0舞台演劇そのまま

Cape Godさん
2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

総合:55点
ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 45
ビジュアル: 70
音楽: 65

 一つの家でひたすら続く科白の言い回し。映画というよりは舞台を見ているようだと思ったら、やはり元々は人気舞台作品の映画化だそうです。
 物語は基本的に科白で語られる。彼らの過去も現在のしがらみも憎しみも愛情も何もかもが科白で表現される。もちろん表情や行動による表現もあるのだが、やはり舞台をそのまま移植したという印象が強い。劇中の殆どの時間が、憎しみや嫉妬や、そのような負の感情をずっと喋り続けることに費やされるため、聞いてて気分のいいものではない。せっかくの映画でどんな表現でもどんな映像でもできるのに、ひたすら科白を喋り続ける。とりたてて舞台が好きでもない私としては、それほど好きな演出でもなかった。

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Cape God
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