新作SF「カオス・ウォーキング」監督にチャーリー・カウフマン
2012年4月25日 11:10
[映画.com ニュース] 米ライオンズゲートが、新作SF「カオス・ウォーキング(Chaos Walking)」の監督に、奇才チャーリー・カウフマンを抜てきした。
作家パトリック・ネスがカーネギー賞を受賞した、同名ヤングアダルト小説3部作を映画化する企画。原作は植民地化した惑星を舞台に、思考が音となる“ノイズ”と呼ばれる感染が広まったことで、人間や先住民のエイリアンたちの虐殺・戦争が起こるなか、争いをしずめようとする少年トッドと少女ビオラの姿を描く。
米Deadlineによれば、「マルコヴィッチの穴」やアカデミー賞脚本賞を受賞した「エターナル・サンシャイン」を執筆し、「脳内ニューヨーク」で監督デビューを果たしたカウフマンが、「カオス・ウォーキング」シリーズ第1作目のメガホンをとる。
カウフマンは、グランド・セントラル・パブリッシングと処女小説の出版契約を結んだばかり。また、ニコラス・ケイジ、スティーブ・カレル、ジャック・ブラック、エリザベス・バンクス、キャサリン・キーナーらが出演する新作「Frank or Francis(原題)」を監督することも決定している。