「桐島、部活やめるってよ」映画公開前にコミック化決定
2012年4月5日 10:00
[映画.com ニュース] 第22回小説すばる新人賞を受賞した、気鋭作家・朝井リョウ氏のベストセラー小説「桐島、部活やめるってよ」が、コミック化されることが決定した。神木隆之介主演で映画化した劇場版の公開に先駆け、4月20日に発売される「マーガレット」(集英社刊)10号から連載が開始。コミックスは7月25日に発売される。
映画「桐島、部活やめるってよ」は、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八監督がメガホンをとり、田舎町の高校を舞台に絡み合う人間関係を描く。神木(主人公・前田涼也役)をはじめ橋本愛(ヒロイン・カスミ役)、大後寿々花(沢島亜矢役)らが出演。リアリティを追求するため、高知県の高校で撮影が敢行された。
コミックスは、やまもり三香、桃森ミヨシ、姉森カナら5人の作家による競作。原作に登場した前田涼也、沢島亜矢、菊池宏樹、小泉風助、宮部実果の視点で物語が展開される。各キャラクターのビジュアルは、映画で演じた役者のビジュアルからインスパイアされた。
「桐島、部活やめるってよ」は、8月11日から全国で公開。