藤原竜也、“はやぶさ”と再会「子どもたちに届けたい」
2012年3月22日 14:09

[映画.com ニュース] 俳優の藤原竜也が3月22日、東京・日本橋の東海東京証券で行われた「おかえり、はやぶさ」展に、本木克英監督、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の阪本成一教授とともに出席した。
藤原は、クランクアップ後はじめて小惑星探査機「はやぶさ」のレプリカと再会。「(レプリカから)ひとつひとつち密な作業をしているなか、つくった人たちが込めたいとおしさを感じた」と撮影を振り返った。本木監督も「(出演者に)いとおしさを感じてほしかった」と明かし、レプリカが登場するシーンは「台本では短いシーンで、撮影は2時間の予定だった。でも実際は、なめまわすように撮って8時間かかってしまった。人間にとってどれくらい身近か表現したかった」と語った。
製作から携わったという阪本教授は、「(はやぶさは)挑戦の積み重ねを通じて、飛ぶことができた。映画を通して、宇宙を身近なものと感じてくれたらうれしい」。そして、2014年に打ち上げを予定している小惑星探査機「はやぶさ2」の予算が縮減されていることに触れ、「はやぶさ以外も身近に感じてほしい。リアルタイムに進んでいることを、みなさんと共有して進めていきたい」とアピールした。
「もともと宇宙が大好き」だという藤原は、「国を挙げて宇宙開発に力を入れたら、楽しくやっていけるのでは。技術を世界に発信して、国民を元気づけてほしい」と笑顔をのぞかせ、「多くの子どもたちに届けたい。夢が広がり、いろいろなものに興味が持てる作品」と胸を張った。19日に衆議院議員で自由民主党の谷垣禎一総裁と今作を語り合った本木監督は、「SPの方が泣きながら出てきたので感動した」と笑顔をのぞかせた。
同展示は、今作と宇宙の魅力を子どもたちに伝えるために実施。宣伝部長を務める“ゆるキャラ”の「はやぶさクン」、“ゆるキャラグランプリ”に輝いた熊本県の“ゆるキャラ”「くまモン」が駆けつけ、ファンを喜ばせた。
「おかえり、はやぶさ」は、無人小惑星探査機はやぶさの旅路と冒険を通じて、壮大なプロジェクトに携わった人々の家族のきずなを描く。藤原をはじめ杏、三浦友和、前田旺志郎(まえだまえだ)らが出演した。
フォトギャラリー
関連ニュース
田口トモロヲ監督×宮藤官九郎脚本の音楽青春映画「ストリート・キングダム」26年3月27日公開決定! 銀杏BOYZ・峯田和伸&若葉竜也が主演
2025年11月16日 09:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー