坂東玉三郎が泉鏡花の幽玄美を舞台化 「シネマ歌舞伎 高野聖」メイキング映像公開
2012年3月16日 13:45

[映画.com ニュース] 坂東玉三郎が石川耕士とともに舞台化した泉鏡花の代表作「高野聖」を、玉三郎自ら編集し、映画として上映する「シネマ歌舞伎 高野聖」のメイキング映像が公開されている。
歌舞伎の舞台公演を映画館のスクリーンでデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第17弾。これまでの「シネマ歌舞伎」とは異なり、映画としての上映を前提に新たに舞台上で撮影された。山道の臨場感あふれるシーンではロケも敢行し、玉三郎自身が編集を担当。幽玄な美しさで知られる泉鏡花の世界を、玉三郎の美意識で表現した。
本作で玉三郎は、道に迷った修行僧(中村獅童)をあやしい魅力でとりこにする、謎めいた女を演じる。公開されたメイキング映像は、玉三郎が共演者に演技指導をする様子や映像用に用意された特殊装置を使うシーンのほか、映画ならではの“寄り”の撮影を行うカメラマンの姿などを映しだし、映画の撮影現場としての緊張感が伝わる内容となっている。
「シネマ歌舞伎 高野聖」は3月17日公開。本作のほか、「シネマ歌舞伎 天守物語」「シネマ歌舞伎 海神別荘」の追加上映と玉三郎がメガホンをとった映画「天守物語」が4月14日から東劇で特別上映される。
(C)松竹
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