巨匠S・スピルバーグ監督「戦火の馬」で“勇気”伝えたかった
2012年3月6日 15:30

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、第84回アカデミー賞で作品賞にノミネートされた最新作「戦火の馬」について語ったインタビュー映像が、このほど公開された。
原作は、マイケル・モーパーゴが1982年に発表した人気小説。第1次世界大戦下を舞台に、農家の少年アルバートと愛馬ジョーイのきずなを、双方の視点から描く。主人公アルバート役に抜てきされた若手俳優ジェレミー・アーバインをはじめエミリー・ワトソン、デビッド・シューリス、ピーター・ミュランらが出演している。
アルバートと美しい農耕馬ジョーイはきずなを深めるが、戦争によって離ればなれになってしまう。アルバートは軍馬としてフランスの戦地に送られたジョーイと再会するため、激戦下のフランスへと旅立つ。
インタビュー映像は、スピルバーグ監督が主人公アルバートのキャスティング、物語の核となる馬の演技、映画化への思いを語っている。今作を通して「勇気というメッセージを伝えたかった」と明かし、「自分自身だけでなく愛馬ジョーイのため、苦難を耐え抜き障害を乗り越えようとする青年アルバートの勇気。そして馬という素晴らしい動物の持つたくましさ、勇敢さを描いた」と解説している。
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