伊藤英明、三池監督作「悪の教典」で映画史上最凶最悪の高校教師に
2012年3月6日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の伊藤英明が、貴志祐介氏の問題作を三池崇史監督のメガホンで映画化する「悪の教典」に主演することがわかった。伊藤が三池監督とタッグを組むのは、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」以来約5年ぶり。今回は、映画史上最凶最悪の高校教師・蓮実聖司に扮し、希代のダークヒーローとして“悪”とは何かを世に問う。
伊藤が、正義の象徴ともいえる「海猿」シリーズの仙崎大輔役とは180度イメージが異なる悪役に挑戦する。“ハスミン”と呼ばれるほど生徒から絶大な人気を誇り、職員やPTAからも信頼されているが、実は他人への共感能力に欠けた生まれついてのサイコパス(反社会性人格障害)という役どころ。クランクインを4月に控える伊藤は、「原作を読んで主人公・蓮実の発する絶対的な『悪』に、鳥肌が立つほどの恐ろしさを感じました」と話す。
いじめ、モンスターペアレンツ、セクハラ、淫行……。問題だらけの学校で教壇に立つ蓮実は、最善の策と判断すれば躊躇せず殺人をおかすことができる。次々と死体の山を築き上げていくなか、自らの失敗を隠滅するために受け持つクラスの生徒全員を惨殺する暴挙に出る。ノンストップ殺りく劇に挑む伊藤は、「この役を演じていくうちに、自分の人格が蓮実にのみ込まれてしまわないか、ちょっと心配です(笑)。と同時に、これほどの強烈な『悪』に挑戦することができて、役者冥利に尽きると思っています」と不退転の決意をにじませる。
原作の同名小説は2010年7月の発売から大きな話題を呼び、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」で、ともに1位を獲得。映像化が待ち望まれていただけに、貴志氏は伊藤主演、三池監督という組み合わせについて「最強タッグで、すでに傑作になることは確信しています」と自信をのぞかせた。
配給の東宝は、ストーリー展開の面白さと人間の悪意を描いた「告白」(中島哲也監督)のテイストに加え、主人公・蓮実を「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士や「ダークナイト」のジョーカーを上回るダークヒーローとして打ち出していく。三池監督が「私は、主人公・ハスミンの奴隷だ。もう誰にも止められない」とコメントを寄せているように、R指定も辞さない覚悟で衝撃作に臨む。海外でも評価の高い三池監督の最新作だけに、製作サイドは8月に開催されるベネチア国際映画祭への出品にも期待を寄せている。
「悪の教典」は、11月に全国で公開。
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