優香&美山加恋、東日本大震災の被災者にエール
2012年3月5日 17:00

[映画.com ニュース] タレントで女優の優香が3月4日、福島・いわきアリオス小劇場で行われた映画「ももへの手紙」のイベント試写会に美山加恋、沖浦啓之監督とともに出席。東日本大震災の被災者にエールを送った。
この日、テレビユー福島の主催企画「“思い”を伝えるきずなをつなぐ」の一環として、「1番伝えたい人へのメッセージ」として寄せられた作品から、“「ももへの手紙」賞”を選出。優香は、受賞作品に対して「気持ちがすごく伝わってきました。今日お会いして元気な姿を拝見でき、本当によかったです」と語った。
優香は今作で初の母親役に挑戦し、「小さいころの母親って完ぺきで魔法使いみたいな人だと思っていたんですけど、子どもの前では弱さを見せない強い女性なんだということを感じました」。撮影中に母親とケンカしてしまったという美山は、「(声を担当した)ももと同じだと思いながら演じていました。最後はきちんと仲直りしたんですけど、この作品を通して気持ちを伝えることの大切さを学びました」と振り返った。
12年ぶりにメガホンをとった沖浦監督は、「子どものときは親もひとりの人間なんだということに気付かないけど、大きくなると自分と同じように悩んだり、後悔したり、必死で生きている人間なんだと気付く瞬間ってありますよね。そんな誰しもが経験するような通過点を描ければいいなと思っていました」と作品に込めた思いを語った。
「ももへの手紙」は、大自然に囲まれた瀬戸内の小さな島を舞台に、少女ももが体験する不思議な日常を通して、家族の愛やきずなを見つめ直す。優香、美山をはじめ西田敏行、山寺宏一らが声優として参加している。4月21日から全国で公開。
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