【第84回アカデミー賞速報】監督賞は「アーティスト」M・アザナビシウス監督
2012年2月27日 12:53

[映画.com ニュース] 第84回アカデミー賞の授賞式が2月26日(日本時間27日)、米ロサンゼルスのハリウッド&ハイランドセンターで行われ、モノクロ&無声の仏映画「アーティスト」のメガホンをとったミシェル・アザナビシウス監督が、監督賞を初受賞した。
アザナビシウス監督はテレビ映画の監督としてキャリアをスタートさせ、94年には俳優として銀幕デビュー。今作と同じジャン・デュジャルダン主演、女優ベレニス・ベジョをヒロインに据えた「OSS 117 私を愛したカフェオーレ」は、第19回東京国際映画祭の東京サクラグランプリを受賞した。ふたりと再タッグを組んだ今作はカンヌ映画祭で主演男優賞を獲得するなど高評価を得て、アメリカの賞レースのダークホースとなっていた。
モノクロ&サイレントのラブストーリーの舞台となるのは、1927年の米ハリウッド。スター俳優のジョージ・バレンタインが若い端役女優ペピー・ミラーを見初め、スターの道へと導く。しかし当時の映画産業は無声からトーキーへの移行期で、無声映画に固執し続けるジョージが落ちぶれていくなか、ぺピーはスターダムを駆け上がっていくというストーリーだ。今回のアカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞など計10部門にノミネートされていた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)