チャン・ドンゴン、ハリウッドデビュー作「決闘の大地で」ポスター完成
2012年2月3日 13:15

[映画.com ニュース] チャン・ドンゴンが、ハリウッドデビューを果たした「決闘の大地で」(イ・スンム監督)のポスタービジュアルがこのほど、公開された。チャンは全編英語のセリフに挑み、悲しい宿命を背負った寡黙な流れ者という、アウトロー西部劇の正統派キャラクターをストイックに演じきった。
物語は、はるか通り昔の、はるか遠い地のミステリアスな“伝説”として幕を開け、ひとりの名もなき男の数奇な運命をたどっていく。チャンが演じるのは、幼いころから生きるか死ぬかの闘いに明け暮れてきた、暗殺集団“悲しき笛”の最強の戦士。敵対勢力の最後の生き残りである赤子を殺すことができず、全てをなげうって新たな人生に踏み出すことを決意する。男がたどり着いたのは、旧友が住んでいるはずの異国の町ロード。他界していた旧友のクリーニング店を引き継いだ男は、人口50人のロードに奇妙な居心地の良さを感じるのだが……。
公開されたポスターは、女の赤子を背負った寡黙な戦士(チャン)の後姿が、大きな存在感を放っている。「平穏なき 明日を失った荒野に ある日 一人の男が降臨した」というキャッチコピーとともに、チャン、ヒロイン役のケイト・ボスワース、ライフルを構える名優ジェフリー・ラッシュの姿を確認することができる。
また、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」や「アバター」を手がけたWETAデジタルがVFXを担当し、美術・視覚効果には「ロード・オブ・ザ・リング」の製作陣が参加。さらに、アクション監督として日本から下村勇二(「GANTZ」)が“参戦”している。共演は、ダニー・ヒューストン、ティ・ロン。
「決闘の大地で」は、4月14日から全国で順次公開。
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