メリル・ストリープがベルリン名誉金熊賞を受賞
2012年1月5日 18:30

[映画.com ニュース] 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で英国初の女性首相マーガレット・サッチャーを演じ、話題を呼んでいるメリル・ストリープが、2月9日(現地時間)に開催される第62回ベルリン映画祭で名誉金熊賞を授与されることがわかった。
2度のオスカー受賞、史上最多となる16回ノミネートを誇るストリープ。ベルリン映画祭では、2006年の「めぐりあう時間たち」でジュリアン・ムーア、ニコール・キッドマンと共に銀熊賞を共同受賞している。「幅広い役柄を演じられる類まれな多才な女優」とそのキャリアを称えられ、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」が上映される2月14日に名誉賞が贈られるほか、「クレイマー、クレイマー」や「マディソン郡の橋」など、ストリープの往年の代表作が特集上映される。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」では、“鉄の女”との愛称で知られる英国史上初、かつ唯一の女性首相マーガレット・サッチャーが、最愛の夫デニスを亡くし、労働者階級の過程で生まれ育った少女時代、その後の栄光と挫折の日々を振り返る。なお、本作はニューヨーク映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家オンライン協会賞主演女優賞を受賞。ストリープのはく真の演技から、本年度ゴールデン・グローブ賞主演女優賞候補となり、オスカー獲得の呼び声も高い。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は3月16日から全国で公開。
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