ピクサー新作は少女の頭のなかが舞台
2011年12月8日 11:11

[映画.com ニュース] 米ピクサーが、少女の頭のなかを舞台にした映画を製作中であることが明らかになった。今夏、ウォルト・ディズニー主催のコンベンションD23 EXPOで、ピクサーでチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセターが新作2作品を正式発表した。
ひとつは「カールじいさんの空飛ぶ家」の共同監督ボブ・ピーターソンによる初監督作。巨大隕石が地球に落下せず、恐竜が生き延びた世界を舞台にしたタイトル未定作品(2013年11月27日全米公開予定)。もうひとつが、「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」のピート・ドクター監督の最新作で、誰も見たことのない人間の頭のなかを舞台にしたタイトル未定作品だ(14年5月30日)。
後者は、「トイ・ストーリー3」「リトル・ミス・サンシャイン」のマイケル・アーントが脚本を手がけているうえ、野心的なストーリー設定が注目を集めた。ラセターはこのほど、アメリカの長寿インタビュー番組「チャーリー・ローズ・ショー」に出演し、謎の作品について言及。「『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター監督は、女の子の頭のなかを舞台にした新作をいま手がけている。彼女の感情がキャラクターとして登場する設定で、これまで誰も見たことがない作品だよ」
最近のピクサー作品は続編映画が続いているが、一方で「トイ・ストーリー3」と同時上映された短編映画「デイ&ナイト」(テディ・ニュートン監督)では実験的な手法に挑戦。ドクター監督の長編映画は、その延長線上にあると見られ、どのような作品に仕上がるのかに注目が集まる。ピクサーの次回作は、12年公開予定の「メリダとおそろしの森」(マーク・アンドリュース監督)で、「モンスターズ・インク」の前章「モンスターズ・ユニバーシティ」(ダン・スキャンロン監督)も控えている。

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