ジョン・ウォーターズ監督が選ぶ2011年の映画ベスト10
2011年12月4日 13:30
[映画.com ニュース] 「ピンク・フラミンゴ」で知られる異才ジョン・ウォーターズ監督が、2011年に自身が見た映画のベスト10を、米Artforum誌のウェブサイトに発表した。
第1位に選ばれたのは、ペドロ・アルモドバル監督の最新作「The Skin I Live In(英題)」。アントニオ・バンデラスが、「アタメ」以来約20年ぶりにアルモドバル監督とタッグを組んだスリラーで、主人公の美容整形外科医を中心に倒錯した世界が描かれる。ウォーターズ監督は、「世界最高の映画監督による、ダークで倒錯的で美しくて、そしてファニーな衝撃作」と手放しで賛辞を送っている。
アート映画好きを公言し、作家、アーティスト、スタンダップコミックとしても活躍するゲイのウォーターズ監督らしいセレクション。そんななか、目を引くのが3位の「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」だが、「冗談ではなく、とてもよくできたドキュメンタリーで、ビーブは確かに神童だったことがわかる」と評している。
ジョン・ウォーターズ監督の2011年映画トップ10は以下の通り。
2.「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」(トッド・ヘインズ監督/TVミニシリーズ)
3.「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」(ジョン・チュウ監督)
4.「ハデウェイヒ(原題)」(ブリュノ・デュモン監督)
5.「カブーン!(原題:Kaboom)」(グレッグ・アラキ監督)
6.「もしもぼくらが木を失ったら(原題:If a Tree Falls: A Story of the Earth Liberation Front)」(マーシャル・カリー&サム・カルマン監督)
7.「ツリー・オブ・ライフ」(テレンス・マリック監督)
8.「I’m Glad My Mother Is Alive(英題)」(クロード・ミレール&ナタン・ミレール監督)
9.「あの頃、ぼくらは いま語られるエイズの記憶(原題:We Were Here)」(デビッド・ワイスマン監督)
10.「ブンミおじさんの森」(アピチャッポン・ウィーラセタクン監督)
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